4月に入り、庭の雪もすっかりなくなったので、我が家の家庭菜園がスタートしました!
我が家の野菜作りは、自然農法を参考にしているので、「耕さない」、「無農薬・無肥料」、「(苗や種は極力)固定種・在来種のものを選ぶ」を実践しています。
化学肥料や農薬を使うよりも手間がかかり、収量も落ちますが、自分たちの身体に入るものなので、少しでも安全安心に食べられる野菜作りを目指しています。
今年は、色々なことに挑戦していきたいので、家庭菜園の過程を記録としてまとめていきたいと思います。
第一弾は、4月に行なった作業の振り返りです!
畝は昨年のものを引き続き使用。足りない分は耕土を購入して増設
自然農法のスタイルに倣って、昨年の畝はそのまま使用します。
雑草を刈って敷いた「草マルチ」をしてある状態になっています。
冬の間は雪が乗っていたので、だいぶプレスされていました。
昨年は、ナスやトマトやピーマンなどのメジャーな野菜の栽培が中心でしたが、今年は、「豆を大量に栽培したい!」と思っているので、耕土を10トン購入し、畝を増設。
畝のサイズはバラバラですが、全部で9つ作りました。
空いたスペースには、木や芝生を植えています。
松本市の「つる新種苗」にて種を購入(4月2日)
松本市の「つる新種苗」は、固定種や在来種の種をたくさん扱っているお店。
ナスやトマトなど、種から育てるのが難しいと言われている野菜は避け、主に豆類の種を大量に購入してきました!
購入したのは、
- 極早生大莢(枝豆)
- 島オクラ
- シカクマメ
- つるありアルプス(つるありインゲン)
- モロッコインゲン
- 大粒落花生
- 鞍掛け浸し豆
- 中葉春菊
- ロケットサラダ(ルッコラ)
- 時なし小蕪
- 緑肥ミックス
- クリムソンクローバ
の12種類!
つる新種苗は、見たことも聞いたこともないような野菜の種がたくさん売られていて、とても楽しいお店でした!
インターネットで購入できるので、気になる人はチェックしてみてください。
昨年植えた、ニラ、青ネギ、イタリアンパセリ、ニンニクが成長中(4月12日)
知人に株分けしてもらって、昨年の秋に植えておいた「ニラ」。
植えてからずっと枯れた状態だったので「ダメか・・・」と思っていたのですが、春になり、順調に成長中!
うまくいけば、どんどん株数が増えていくそうです。
こちらは、株分けしてもらったり、スーパーで買った根付きの「青ネギ」を植えておいたもの。
背丈が伸び、何の心配もないぐらい順調です!
青ネギは、トマトのコンパニオンプランツに最適。一緒に植えることで、ネギの根に住み着いた共生菌がトマトを病害虫から守ってくれるそうです!
こちらは昨年の夏に植えた「イタリアンパセリ」。
秋に枯れたのをそのままにしていたら、雪解けとともに青々としてきました!
サラダ入れると味のアクセントになって美味しいんですよね。
すっかり忘れていたのでラッキーな気分です!
こちらもすっかり忘れていたのですが、昨年の秋に植えておいた「ニンニク」。
畝の片隅で「謎の植物が成長しているぞ!」と思って調べてみたらニンニクでした。
(そういえば、スーパーで売られている調理用のニンニクを植えておいたのでした。)
順調にいけば7月頃に収穫できそうです!
緑肥の種を播く(4月13日)
「緑肥ミックス」は、イネ科のえん麦やオーチャードグラス、マメ科の赤クローバーやクリムソンクローバーなどの種が含まれています。
緑肥の種を畝と畝の間や庭の空きスペースに播いて栽培することで、根が土を耕してくれたり、虫の住処になったり、刈って草マルチに活用できます。
「クリムソンクローバー」は、根につく根粒菌がチッソを固定してくれて、土を肥やす効果があります。
赤い花が綺麗なので、空いているスペースにたくさん播いておきました。
上の写真は、庭に緑肥ミックスの種を播いたときの様子。
土を被せたあとは、土と種がくっつくように、しっかり踏んで圧着します。
種を播いてから約1週間で、丸い葉っぱのクリムソンクローバー(もしくは赤クローバー)が発芽してくれました!
緑肥ミックスには数種類の種が含まれており、その環境に適した種が発芽するようになっています。
数日遅れて、無事にイネ科も発芽しました。
苗の植え付けは5月に!
北アルプス地域の4月はまだまだ寒いので、苗の植え付けなどの本格的な畑仕事は、5月以降に行なう予定!
そちらの様子も随時アップしていきます。
↓家庭菜園の参考にしている書籍