「フィルムカメラを始めたいけど、どのカメラがいいか分からない…」
そんな方にとって、憧れの有名人が愛用しているカメラは大きなヒントになります。
この記事では、俳優やミュージシャン、写真家など著名人が愛用しているフィルムカメラを徹底調査。
ライカやコンタックスなど、今なお高い人気を誇る名機たちと、それを選んだ人物のエピソードを紹介します。
K-POP女性アイドル
アン・ユジン(IVE)
K-POPアイドルグループ「IVE」のアン・ユジンさんも、実はフィルムカメラ愛好家の一人です。
彼女のInstagramでは、カメラを手にした自然体の写真が度々投稿されており、フィルムカメラが趣味であることがうかがえます。
中でも注目したいのが、彼女が使用しているニコン FM2という機械式フィルム一眼レフカメラ。
1982年に登場したこのモデルは、シャッタースピードが1/4000秒まで対応する堅牢なマニュアル機で、多くのプロカメラマンからも信頼を集めてきた名機です。
レンズにはAi-s Nikkor 50mm f1.4を装着しており、絞り・シャッター速度・ピントをすべて自分で操作するスタイルに、彼女の本格志向が感じられます。
一方で、気軽に撮影できるカメラとして、1996年発売のライカ mini 3も愛用しているようです。
このコンパクトフィルムカメラはオートフォーカス・自動露出を搭載しており、日常のスナップや旅先での記録など、ラフに撮りたいときにぴったり。
あまり人と被らない、知る人ぞ知る機種を選んでいるのもセンスを感じます。
さらに、細かいモデル名は特定できませんでしたが、リコーのGRシリーズと思われるコンパクトデジタルカメラも使っている様子が確認できます。
スナップシューターとして人気の高いGRシリーズは、フィルム派にも支持されており、カメラへの関心の深さが伝わってきます。
JENNIE(BLACKPINK)
BLACKPINKの4人は、ファッションや音楽だけでなく、カメラの世界でも本格派。
実は、メンバー全員がカメラ好きとして知られ、それぞれの個性に合ったカメラを愛用しており、見た目だけでなく、スペックや性能にもこだわりを感じます。
ジェニが使っているソニーのコンパクトデジタルカメラ「RX100V」シリーズ。
おそらく2019年に発売された「RX100VII(マーク7)」だと推測されます。
ポケットサイズながら、高倍率ズームレンズを搭載しており、旅行や日常スナップにも非常に便利な1台。
手軽さと高画質を両立したモデルとして、一般ユーザーからプロまで幅広く支持されています。
僕自身も以前GR IIIと最後まで迷ったモデルで、携帯性と万能さでは今でも人気の高級コンデジです。
さらに注目したいのが、フィルムカメラ好きの間で“憧れの1台”とも言われる**コンタックス T2(CONTAX T2)**を愛用している点。
特にジェニが使用していたのは、チタンゴールド仕上げの限定モデルで、その美しい外観が大きな話題を呼びました。
コンタックス T2は**カール・ツァイスの高性能レンズ(Sonnar 38mm f/2.8)**を搭載し、絞り優先AEとオートフォーカス機能を備えた高級コンパクトフィルムカメラ。
初心者にも扱いやすく、かつ描写力も優れているため、ファッションアイコンとしての側面と実用性の両方を兼ね備えています。
中古価格は10〜20万円と高額ながら、ジェニのように感度の高いユーザーに人気です。
ROSÉ(BLACKPINK)
ロゼが愛用しているのは、ニコン唯一の高級コンパクトフィルムカメラとして知られる「ニコン 35Ti」。
1993年に発売されたモデルで、当時のニコンの技術を凝縮した一台です。
最大の特徴は、描写力に定評のあるニッコールレンズと、信頼性の高い露出制御性能。
撮影モードは、全自動で撮れる「プログラムAEモード」と、自分で絞りを決めて撮影する「絞り優先オートモード」の2種類が搭載されており、初心者から玄人まで幅広く楽しめる設計です。
コンパクトでスタイリッシュな外観ながら、本格派も納得のスペック。
ロゼの上品な雰囲気にもぴったりです。
JISOO(BLACKPINK)
ジスがInstagramに投稿していたのは、ニコンのクラシックなフィルム一眼レフ「ニコマート EL」のブラックモデルと思われます。
1972年に登場したこのカメラは、絞り優先AE機能を備えた当時としては画期的な大衆機。
ピントはマニュアルながら、露出は自動で決めてくれるため、初心者でも比較的使いやすい仕様になっています。
金属製の重厚なボディは、手に持つとしっかりとした存在感があり、「カメラを使っている」感覚を存分に味わえる一台。クラシック好きにはたまらないモデルです。
また、YouTube内では高級コンパクトフィルムカメラ「CONTAX T3」を使っているシーンも確認されています。
コンパクトながらツァイスレンズを搭載し、抜群の描写力を誇る人気機種。ジスが使っていたのは高級感のあるシャンパンゴールドのモデルで、そのセンスの良さがうかがえます。
フジフイルムのデジカメ「X-Pro3」にレザーケースやクリップオンストロボを装着しているあたり、ジスの深いカメラ愛が伝わってきます。
LISA(BLACKPINK)
BLACKPINKのリサは、ライカ好きとして知られています。
中でも愛用しているのが、「ライカ M10-P サファリ」という限定モデル。
2019年に世界で1500台限定で発売されたデジタルレンジファインダーカメラで、当時の販売価格は約106万円。
ライカ伝統のオリーブグリーンカラーが特徴的で、ドイツ軍用ライカの歴史に由来するカラーリングです。
さらに、2020年に数量限定で発売された「リコー GR III Street Edition」も使用している様子がSNSで確認されています。
グレーのボディにオレンジのリングがアクセントになったおしゃれなデザイン。
リサはこうした限定品や“他人と違う”モデルを選ぶ傾向**があり、その感性の鋭さがカメラ選びにも表れていると言えます。
カン・スルギ(Red Velvet)
Red Velvetのスルギも、実はかなりのカメラ愛好家。
デジタルとフィルムを合わせて10台前後のカメラを所有しており、用途や気分によってさまざまな機種を使い分けています。
スルギがメインで使用しているデジタルカメラは、フジフイルムの「X100F」。
クラシックな見た目と色乗りの良さから、プロ・アマ問わず人気の高いカメラです。
35mm相当の単焦点レンズを搭載し、スナップや日常撮影に最適な一台。
レトロなデザインと高い描写力を兼ね備えた、まさに“写真好き”が選ぶモデルです。
また、Vlog用としては「SONY ZV-1」を使用。
こちらは高性能なコンパクトデジタルカメラで、動画撮影に最適化された設計が特徴。
オートフォーカスや背景ぼかし機能も優秀で、YouTubeやSNS用の撮影にもぴったりです。
フィルムカメラは、「ミノルタ X-700」、「ライカ minilux」、「ペンタックス17」、「ローライ 35AF」など、新旧さまざまなモデルを状況に応じて使い分けているそうです。
愛用カメラの中でも一番のお気に入りがこのミノルタ X-700。
1981年に発売されたフィルム一眼レフで、絞り優先AEを搭載した名機です。
ピントはマニュアルながら、露出の自動制御が可能で、初心者から上級者まで幅広く支持されてきたモデルです。
PENTAX 17は、近年再注目されているハーフサイズフィルムカメラ。
1本のフィルムで2倍の枚数が撮れるので、コストパフォーマンスも◎。
写ルンですなどとは違った“レトロかわいい”写りが人気です。
KARINA(aespa)
いま最も注目を集める第4世代K-POPガールズグループ「aespa」。
リーダーのKARINAが使っていたのは、2007年に発売されたコンパクトデジタルカメラ、「Kodak EasyShare C713」。
現代の高性能デジカメとは対照的に、画素数は約700万画素、ズームも3倍程度とごくシンプルな仕様ですが、この“レトロな写り”が今、若い世代の間で「エモい」と話題に。
オートホワイトバランスや発色のクセが逆に味になり、インスタ映えする写真が手軽に撮れるのが魅力。いわゆる“オールドコンデジ”ブームの火付け役とも言える存在で、KARINAの選ぶ感性にもセンスを感じます。
WINTER(aespa)
aespaのWINTERは、ハイエンドなコンパクトデジタルカメラ、「リコー GR III」あるいは「GR IIIx」を使用しています。
GRシリーズは、プロの写真家からも絶大な信頼を得ている“究極のスナップシューター”。
軽量コンパクトながら、APS-Cサイズの大型センサーを搭載しており、高精細な写りと自然なボケ味が特徴です。
- GR III:28mm相当の広角レンズ
- GR IIIx:40mm相当の標準寄りレンズ
どちらも「一瞬を逃さず撮る」ことに特化しており、WINTERのような感性派アーティストにぴったり。
シンプルなデザインもクールで、スタイリッシュさと実用性を兼ね備えた一台です。
ウンチェ(LE SSERAFIM)
ウンチェが使っているのは、フジフイルムのプレミアムコンパクトカメラ「X100VI」または前モデルの「X100V」。
このシリーズは、クラシックな見た目に反して最新技術を詰め込んだ高性能カメラ。
35mm相当の単焦点レンズを搭載し、スナップに最適な画角と美しい描写が魅力です。
- X100V:2020年発売。人気爆発で現在も中古価格が高騰中。
- X100VI:2024年発売の最新モデル。手ブレ補正も追加。
高級感のあるフォルムで、街中でも自然に持ち歩けるのが人気の理由。
ウンチェの洗練されたファッションとの相性も抜群です。
宮脇咲良(LE SSERAFIM)
LE SSERAFIMの宮脇咲良は、「オールドコンデジ派」。
愛用しているのは、懐かしさ漂うレトロなデジカメたちです。
- Nikon COOLPIX S3600(2014年発売)
- FUJIFILM FinePix Z3(2006年発売)
- CASIO EXILIM EX-Z40(2004年発売)
おそらく上から「ニコン COOLPIX S3600」、「フジフイルム FinePix Z3」、「カシオ EXILIM EX-Z40」です。
いずれもスマホ全盛期の前、「デジカメ女子」という言葉があった時代のアイテム。
個性的なカラーや曲線的なボディが多く、宮脇咲良のセンスの良さが光ります。
最近はこうした“エモい”オールドコンデジの人気が再燃しており、中古市場でも再評価が進んでいます。
ハニ(New Jeans)
NewJeansの人気メンバーハニは、公式YouTubeで「ILFORD Sprite 35-II」のシルバーモデルを使用している様子が確認されています。
このカメラは、完全に“写ルンです”のような使い勝手を追求したシンプルな35mmフィルムカメラ。
主な特徴はこちら:
- レンズ:31mm F9(広角単焦点)
- シャッター速度:1/120秒に固定
- 巻き上げ・巻き戻しは手動式
- フラッシュ内蔵で暗所撮影も可能
フィルムを入れてしまえば、細かい設定なしでどんどん撮れるカジュアルさが魅力。
撮影現場の合間やツアーの舞台裏で、「あ、今撮りたい!」という瞬間にすぐ対応できるカメラです。
K-POP男性アイドル・有名人
ジェイホープ(BTS)
BTSのジェイホープが愛用しているのは、ライカの高級コンパクトデジタルカメラ「Leica D-LUX」シリーズだと思われます。
このシリーズは、ライカらしい高い描写性能を持ちながら、ポケットに収まる携帯性を実現した万能モデル。
さらに、以下のような特徴があります:
- 大口径ズームレンズ(F1.7-2.8)搭載で暗所にも強い
- マイクロフォーサーズセンサー採用でコンデジとは思えない高画質
- 内蔵ファインダー・Wi-Fi機能付きで旅先や日常スナップに最適
ライカらしい洗練されたデザインも魅力で、“撮る”ことと“持つ”こと、両方を楽しめる一台です。
V(BTS)
아이좋아 vedi📸❤️ pic.twitter.com/Wn8yNfxfsi
— 방탄소년단 (@BTS_twt) June 29, 2017
BTSのVが愛用しているのは、ライカのフィルムレンジファインダーカメラ「Leica M6」。
中でも1992年に登場したチタンカラーの限定モデルを使っており、かなりのこだわり派であることが伺えます。
- 通常のブラックやシルバークロームモデルより希少性が高く、中古市場では60万円前後と高額
- ライカらしい堅牢なつくりと美しい外装が魅力
さらに、以下のフィルムカメラも所有:
- ライカ CM:ズミルックスレンズ搭載の高級コンパクト機
- ライカ AF-C1:1980年代のAFフィルムカメラ。レトロな操作感が楽しめます
どれも実用性とデザイン性を兼ね備えたモデルで、ライカへの深い愛情と美意識の高さが感じられますね。
ジョングク(BTS)
BTSのジョングクが使っているのは、**ソニーのフルサイズミラーレス機「α9」**と、フジフイルムの人気コンパクト機「X100F」。
一方のX100Fは、レトロなデザインと色再現が魅力の高級コンデジ。
スナップ用途に優れており、フィルムライクな描写をデジタルで楽しめる一台です。
α9は、プロカメラマンも使用するハイエンドモデル。
連写性能やAF性能に優れ、ライブ撮影や動きのあるシーンにぴったり。
ハイエンド機とスナップ機をシーンごとに使い分けているところに、カメラへの理解とセンスの良さが表れていますね。
ヨンジュン(TXT)
BTSの弟分グループ・TXTのヨンジュンが使っているのは、ライカのコンパクトデジタルカメラ「D-LUX7」。
YouTubeでは、レザーケースに入れて大事そうに持ち歩く様子が何度も登場していて、その姿にカメラ愛がにじみ出ています。
このモデルは、ライカとパナソニックの協業によって生まれたもので、基本設計はパナソニックの「LX100M2」と同じ。
クラシックなデザインと写りの良さが特徴で、カメラ初心者でも扱いやすく、それでいて満足度の高いモデルです。
ボムギュ(TXT)
TXTのボムギュが愛用しているのは、フジフイルムの大人気コンパクト機「X100V」(シルバー)。
なんと発売当初、韓国未発売だったためにわざわざ日本から取り寄せて、定価よりも10〜15万円高く購入したというエピソードも。
そのすぐ後に韓国でも発売されたそうですが、それだけ早く手に入れたかったという情熱が、カメラ好きとしての本気度を物語っていますね。
チェ・ウシク
『パラサイト 半地下の家族』や『その年、私たちは』などのヒット作で知られる俳優のチェ・ウシクもカメラ愛好家の一人。
まず登場するのが、ライカのフィルムレンジファインダー機「M7」。
2002年に登場したM型フィルム機の集大成とも言えるモデルで、絞り優先AEモードを搭載した希少な一台です。
2025年2月時点の中古市場価格は50〜70万円ほど。
出回る数が少なく、フィルムライカの中でもかなり高価な部類です。
ただ、彼のInstagramをよく見ると、より頻繁に登場するのがコンタックスの「G2」。
こちらが実質的なメイン機なのかもしれません。
1996年発売のContax G2は、高級感のあるチタン製ボディと、カール・ツァイス製レンズによる圧倒的な描写力で、今も根強い人気を誇るレンジファインダーカメラ。
シャンパンゴールドのボディも洒落ていて、ウシクさんのスタイリッシュなイメージにぴったりです。
日本人アイドル・有名人
与田祐希(乃木坂46)
乃木坂46の与田祐希が愛用しているのは、1992年に発売されたコニカの高級コンパクトフィルムカメラ「ヘキサー」。
レンズは固定式ながら、その描写力は“ズミクロンに匹敵”とも称される「ヘキサーレンズ」F2.0を搭載しており、ボケ味やシャープさに定評があります。
オートフォーカスや絞り優先AEを備え、扱いやすさと本格性能を両立。
使いこなしている姿から、与田さんのセンスの良さが光ります。
金村 美玖(日向坂46)
日向坂46の金村美玖さんは、なんと日本大学芸術学部・写真学科に通う本格派。
ホンマタカシ氏や平間至氏を輩出した“日芸”で学ぶ彼女は、まさに写真ガチ勢です。
愛用カメラは、フィルム一眼レフ「コンタックス Aria」と、ソニーのミラーレス一眼「α7 III」。
レンズのコレクションも豊富で、
- ソニー FE 40mm f2.5G
- ソニー FE 24-105mm f4 G OSS
- タムロン 28-75mm f2.8 Di III VXD G2
といった現行レンズのほか、
- コンタックス Planar 50mm f1.4
- ジュピター-3 50mm f1.5(ロシア製オールドレンズ)
と、クラシックレンズも複数所有。
YouTubeでは、新宿・北村写真機店でレンズ選びをする様子も紹介。
当初は「ライカ ズマリット 50mm f1.5」に惹かれていたものの、最終的にフォクトレンダー NOKTON classic 35mm f1.4を購入。
被写体との相性や実用性を冷静に見極めている姿が印象的でした。
テスト撮影のシーンもありましたが、日芸仕込みの構図と光の使い方が光る写真ばかり。
まさに、“魅せる写真”を撮るアイドルフォトグラファーの代表格です。
池田エライザ
女優・モデル・シンガーとして多彩に活躍する池田エライザさんも、フィルムカメラ愛好家のひとり。
彼女が使っているのは、オリンパスのハーフサイズ一眼レフ「Pen FT」です。
ハーフ判(18×24mm)なので、1本のフィルムで通常の倍(72枚)撮影できるのが最大の特徴。
さらに、一眼レフ方式&レンズ交換式ということで、描写にこだわりたい場面にも対応できます。
僕も「Pen W」「Pen S」「Pen D3」とPenシリーズをいくつか所有していますが、いずれもレンズ固定式。
その点「Pen FT」は交換レンズで表現の幅が広がるため、“撮る楽しさ”が倍増するモデルだと感じます。
スタイリッシュでどこか懐かしいデザインも、池田エライザさんの雰囲気と合っています。
黒島 結菜
透明感あふれる演技で人気の黒島結菜も、フィルムカメラを愛用していることで知られています。
彼女が使っているのは、ニコンのフラッグシップ一眼レフ「F3」と、高級コンパクトフィルムカメラ「コンタックス T2」。
まずF3は、1980年に登場したプロ仕様の名機。
デザインはイタリアの名デザイナージョルジェット・ジウジアーロによるもので、電子制御シャッターや耐久性の高いボディなど、まさに“王道ニコン”の完成形といえる一台です。
一方のコンタックス T2は、カール・ツァイスレンズ搭載&高級感のあるチタンボディで大人気のモデル。
絞り優先AEとオートフォーカス搭載で使いやすく、フィルム初心者から上級者まで幅広く支持されています。
調べてみると黒島結菜も日本大学芸術学部(通称:日芸)の出身。
Instagramにアップされている写真も構図・色使いともにセンス抜群で、“本気で写真を楽しんでいる”ことが伝わってくるアカウントです。
仲野 太賀
演技力に定評のある俳優仲野太賀さんは、中判フィルムカメラの愛用者。
使っているのは、蛇腹式レンジファインダー機「プラウベルマキナ 67」と、フジフイルムのブローニーフォーマット対応カメラ「GF670」。
どちらも6×7判という大きなネガサイズで、圧倒的な解像力と立体感を生み出せる本格派カメラです。
プラウベルマキナは開放F2.8のニッコールレンズを搭載し、携帯性にも優れる名機。
GF670も同じく蛇腹式で、フィルムカメラらしい撮影体験を味わえるモデルです。
仲野さんは13歳から写真を始めたそうで、いまではプロ顔負けの腕前。
なんと菅田将暉さんのアルバムジャケットの撮影を担当したこともあるほどで、単なる趣味の域を超えた“本物のカメラ愛好家”です。
有名人が選ぶカメラ、その理由。
他にも水原希子は「コンタックス T2」を、森川葵は「ミノルタ TC-1」や「ローライ 35SE」を、元ももいろクローバーZの有安杏果は「ニコマート EL」や「オリンパス Pen D3」を使っています。
女優やモデルとして活躍する水原希子さんは、コンタックスを代表する高級コンパクトカメラ「T2」を愛用。
さらに、女優の森川葵さんは、小型ながら本格派の描写力を誇る「ミノルタ TC-1」や、クラシックなデザインで根強い人気を持つ「ローライ 35SE」を使用しています。
元ももいろクローバーZの有安杏果さんも、「ニコマート EL」や、私も愛用している「オリンパス Pen D3」など、フィルムカメラを愛用している一人。

これらのカメラは、単なる撮影道具というより、持つ人の好みやスタイルがにじみ出るアイテムでもあります。
憧れの有名人が選んだモデルには、それぞれに「好きになる理由」があるものです。
見た目だったり、使い心地だったり、写りの雰囲気だったり。
もしかしたら、あなたにもぴったりの一台が見つかるかもしれません。
お気に入りのカメラで写真を撮ると、なんでもない日常も少し楽しくなる——そんなところも、フィルムカメラの魅力です。