季節はあっという間に6月。長野県はほぼ平年通りの6日に梅雨入りしました。
恵みの雨を受けて野菜の成長が目覚ましい近頃。ワイルドストロベリーや葉物を中心に、少しずつですが収穫できるようになってきました!
今後の家庭菜園日記は、できる限り毎日写真を撮り、1週間単位で更新していきたいと思います。
※1週目はほとんど写真を撮っていなかったので、6月は2週目からスタートです
5月に植え付けた野菜の様子。葉物を中心に収穫できるようになる(6月7日)
「ポンデローザ(大玉トマト)」は、順調に成長していて、黄色い花を咲かせています!
葉もハリ・色ともに良好。
「緑なす」は、背丈が順調に伸び、花の蕾も大きくなっていました!
3つ植えたナスの中で、成長が一番早いです。
「ケール」は昨年から引き続き育てているもの。青々とつややかでとても美味しそうです!
まだこの時期は、虫の卵や虫食いが発生しにくいので安心です。
キュウリのコンパニオンプランツに最適な「ルッコラ」。こちらはキュウリを植える予定の畝です。
根元が薄っすらと赤いのがわかりますね。
もう少ししたら間引いてサラダとしていただきます。
「中葉春菊」。雨による泥跳ねがあったり、近くにスギナが生えてしまっていますが、順調に成長中!
間引いた春菊は、サラダとしていただきました!
まだ小さいながらも、春菊特融の香りがしっかりしていて、噛むごとに豊かな風味が広がります。
この日は、「ケール」、「青ネギ」、「イタリアンパセリ」、「ワイルドストロベリー」を収穫することができました!
ケール、青ネギ、イタリアンパセリは、暖かくなると成長スピードが増すので、それに合わせてどんどん収穫していきます。
ワイルドストロベリーは、赤くつややかで香りも抜群!
小粒ですが、甘さと酸味のバランスが良く、ヨーグルトと一緒に食べるととても美味しいです!
ポットに播いた豆類の様子(6月8日)
「モロッコインゲン」はほぼすべてのポットから発芽してきました!
真ん中のポットで発芽しているのは「島オクラ」。
1ポットにつき3個の種を播いていて、それぞれ15センチぐらいに成長したら、コーンと同じ畝に移植します。
「やらず豆(つるありインゲン)」は、1ポットだけ成長が早く、すでに背丈が5センチぐらいになっています。
その他のポットは、やや遅れながらも発芽しているので、心配はなさそう。
「極早生大莢(枝豆)」も、ほぼすべてのポットから発芽しているので、一応順調だと思います!
葉物や根菜類の発芽が順調。緑肥もモリモリ成長中(6月10日)
暗いときに急いで播いたので、どれがどれだかわからないのですが・・・、「ニンジン」、「中葉春菊」、「レタスミックス」、「エルーゴ(レタス)」、「パクチー」、「ラディッシュ」、「ロケットサラダ(ルッコラ)」の種を播いた畝です。
ほぼすべての種類が発芽しています。
葉物や根菜類は種からでも育てやすいみたいです!
「ラディッシュ」だけは根が赤いので一目でわかります!
その他は、もう少し成長してみないと判別できません。
一番左側は「ミョウガ」。半日蔭の環境を好むので、家の裏側の畝に植えたのですが、今の季節は太陽が高く上るため、思いのほか日当たりが良好です。
乾燥しないように、もう少し草マルチをしたほうが良さそう。
中央のひょろひょろしたのが「アスパラガス」。弱々しいので割り箸を挿して誘引してあります。
一番右側が「イチゴ」。特に問題なし!
「緑肥ミックス」はすごい勢いで成長中!
何度か刈って草マルチとして大活躍しています。
しかし、マルチとしてはまだまだ足りないので、もう少し早く、そしてたくさん播いておけばよかったと思っています。
実は、晩秋に播いておくと、春夏の雑草に負けずに、ちょうどいいタイミングで成長してくれるそうです。
畑の全貌。自然農法の考えを体現できている?(6月11日)
奥から、「ししとうやピーマンの畝」、「ナス・イタリアンパセリ・ケール・ニンニクの畝」、「トマト・バジル・落花生・ニラの畝」です。
畝間の草は緑肥。緑肥を育てておくことで、土を肥やしてくれたり、草マルチの供給源となります。
野菜に影響を及ぼさない雑草は、刈らずに残しておきます。こうすることで、害虫が野菜だけではなく雑草にも分散されるので、虫食い被害が軽減されます。さらに、害虫を食べる益虫の住処にもなります。
害虫や雑草を排除するのではなく、なるべく自然な形で共存共栄を目指すことが、自然農法の大事な考え方なのです。
※でも、地下茎植物のスギナは、他の植物の成長を阻害するアレロパシーを分泌するので、なるべく根から抜き取ります
草マルチが全然足りていません!
緑肥の成長が待ち遠しいです。
瀕死の状態のキュウリや成長が鈍いニンニク&ニラが心配(6月12日)
ニンジンや時なし小蕪や中葉春菊と同じ畝に植えた「ネギ」は、しっかり根づいてくれて、新しい芽が出てきました!
キュウリを植える予定の畝の「ラディッシュ」。
そろそろ大きいものを残して間引きが必要です。
5月下旬に植えた「四葉キュウリ」は瀕死の状態です。
植えるタイミングが早すぎて寒かったのか、もしくは植えるときに根を傷つけてしまったのか。
原因はわかりませんが、日に日に弱っていくので、キュウリ苗を追加で購入しました。
昨年の秋に植えた「ニンニク」。
背丈はそこそこ伸びているものの、だいぶひょろひょろです。大丈夫なのでしょうか?
中央と、右手前にある威勢がいいものが、昨年秋に植えた「ニラ」。
あまり背丈が伸びず、成長が鈍化しているようにも見えます。
栄養が足りないのか?とりあえず草マルチをたっぷりしてあげました。
種から挑戦中の「ゴマ」。
水に浸して数日で、芽が出てきました!
もう少ししたら、ポットに植えてあげます。
おわり
順調に成長している野菜がある一方で、瀕死の状態のものもあったり。
そんな姿を見て、一喜一憂した6月の2週目でした。
次週は、種から育てている葉物の間引きをする予定です!
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