長い長い冬が終わり、次の冬に向けた薪割のシーズンがやってきました。
昨シーズンは時間がなかったので割薪で済ませてしまいましたが、今シーズンは、原木を購入してチェーンソーと斧による手作業での薪作りをしていきます。
この記事では、原木を「どこで」、「いくらで」購入したのか、さらに「保管に必要なスペース」についてもお伝えしたいと思います。
薪ストーブの導入を検討している人や、原木の購入場所を探している人には、特に参考になると思うので、ぜひ最後までご覧ください!
北アルプス森林組合で原木を購入
原木は、半年前に書いた「薪ストーブを購入する前に知っておきたい、薪の種類や価格や入手方法の話」で紹介した、長野県大町市の「北アルプス森林組合」で購入しました。
同じ大町市の松下商事のほうが安かったのですが、納期の関係で北アルプス森林組合にしました。
北アルプス森林組合では、植林、下刈、除伐、間伐、その他の森林整備の受託及び請負や、山行苗木・造園緑化木・林業資材・薪・ペレットなどの販売を行っています。
事業領域がとても広いので、「木」に関することで困っている人は相談してみてください!
■北アルプス森林組合
Webサイト:http://www.jforest-kitaalps.jp/
電話番号:0261-22-0711
住所:長野県大町市平10788-1
4トンの原木の値段
今回は、4メートルのナラ原木を4トン購入。配送料込みで60,000円でした。
昨シーズンは、ほぼ同じ量の割薪を調達するのに、倍以上のお金がかかったので、原木はやはり安いです。
その分、薪割の手間がかかりますが、「薪割は田舎暮らしの醍醐味」と捉えれば、気持ちも楽です。
原木の保管スペースはどのくらい?
購入した原木は、10トンのクレーン車で、自宅の指定した場所に下ろしてくれます。
(家の前の道路や保管スペースが狭いと配達できないそうなのでご注意ください!)
4トンの原木(4メートル)の保管には、4メートル×4メートルのスペースに、約60センチの高さまで積みあがっています。
2メートルの原木を購入すれば、保管スペースの節約につながると思いますが、その分高く積みあがってしまうので、薪割作業が大変になります。
また、2メートルの原木は価格も若干高いので、スペースに余裕がある人は4メートルの原木がオススメです。
原木は配達希望日の2か月前には注文しよう
原木は、Amazonのように注文した翌日に届きません!また、細かい配達日時の指定もできません。
配達までには、木の伐りだしや、保管場所の確保や、トラックや人員の手配など、さまざまな段取りがあるそうなのです。
そのような事情を考慮して、注文は希望日の2か月前に済ませておくといいと思います。
※僕は本当は、雪解け直後の4月初旬に届けてほしかったのですが、注文したのが3月中旬だったため、5月初旬の配達となってしまいました。
原木はどこから来たの?
今回購入した原木は、大町市美麻地区の山から、注文後に伐りだしたもの。
伐りだした原木は、しばらくその場所に保管しておき、配達当日にピックアップしたそうです。
灯油の原料である石油は遠い国からやってくるのに対して、薪原木はほぼ地産地消。
暖房用の燃料を身近な場所で入手できてしまう。
改めて、自然が豊かな場所に住んでいると実感しました。幸せです。
次回は薪割に関する記事を書きます
次回は、チェーンソーと斧を使った薪割についての記事を書きたいと思います。
ぜひお楽しみに!