【家庭菜園】自然農法やパーマカルチャーで参考になる書籍とオススメの農具

自然菜園学習本

長野県の自宅の畑で、「自然農法」や「パーマカルチャー」の理論に倣って野菜を育てています。

しかしながら、細かな定義などはわからないので、「耕さない」、「化学肥料・農薬を使わない」、「なるべく自然に優しいやり方を実践する」、「長く使える」、「持続可能」などをキーワードに、気楽に楽しみながら実践しています。

まだまだ勉強中ですが、試行錯誤をする中で、参考になった書籍や、使いやすかった農具がいくつかあるので、シェアしたいと思います。

目次

自然農法とパーマカルチャーの勉強に最適な書籍

これならできる!自然菜園―耕さず草を生やして共育ち (著者 竹内孝功氏)

家庭で自然農法を実践する「自然菜園」という言葉を作った竹内孝功氏の書籍。

自然農法は、植物や微生物が本来持つ力を活かすことが大事な考え方です。

この本では、それらの実践方法や、野菜や草や微生物が共存共栄させるためのポイントが丁寧に解説されています。

一冊読めば、自然農法について深い知識を得ることができます。

コンパニオンプランツの極意 (著者 竹内孝功氏)

こちらも竹内孝功氏の書籍「コンパニオンプランツの極意」。

「これならできる!自然菜園―耕さず草を生やして共育ち」だけでもある程度コンパニオンプランツについては学べますが、本格的に学びたいならこちらがオススメ。

コンパニオンプランツの実践編として14種類の組み合わせを掲載。

しかも、地上と地下の空間図解も載っているので、それぞれの野菜がどのように影響しあっているのか理解しやすくなっています。

パーマカルチャー菜園入門 (設楽清和氏 監修)

「パーマカルチャー菜園入門」は、パーマカルチャーを志す人は絶対に読むべき入門書です。

「そもそもパーマカルチャーとは何か?」や、実践する上での心構えやキーワードなどが、イラスト付きで分かりやすく説明されています。

さらに、「パーマカルチャーを実践する21のアイディア」や、マンションやアパート住まいの人がベランダでも実践できる方法が掲載されているので、この1冊さえ読めばすぐに始められます!

使いやすくて持続可能な農具

僕が農具を選ぶときのポイントとして大事にしていることは、「使いやすさ」と「持続可能か」ということ。

安くても1シーズンで使えなくなるようなものは、パーマカルチャーの理論からは逸脱してしまいます。

カネヤの「金の土」と「金の腐葉土」

まず最初にオススメの土と腐葉土を紹介します。

いきなり土の話で「なぜ?」と思うかもしれませんが、美味しい野菜を作る上で一番大事なことは「土作り」です。

しかしながら、土作りをしようと思ったら1年や2年ではできず、上手くいかないことを理由に野菜作りを断念してしまうかもしれません。

そうならないためにも、安心安全の「良い土と腐葉土」を購入して、楽しみながら野菜作りをしていくことがいいと思います。

カネヤが販売する「金の土」は、自然に限りなく近く、人にも優しい最高級の有機培養土。

有益な微生物がたくさん含まれており、畑の土として使用すれば、植物が根を張りやすいふかふか状態をキープしてくれます。

我が家の庭は少し粘土質だったので、畝にはこの「金の土」を使いました。

「金の腐葉土」は同じくカネヤが販売する、純国産の腐葉土です。

半年間自然発酵をさせているので、嫌な臭いはしません。また、農薬を使っていないので安心!

カネヤの金の腐葉土
良い腐葉土は森の中のいい香りがする

腐葉土を畑の土に混ぜ込むと、団粒構造ができて排水性や通気性が上がるだけではなく、餌にする微生物が集まるので、ふかふかで栄養満点の土に仕上がります。

追肥やマルチングとしても使うことができます。

ホームセンターで販売されている安い腐葉土は、外国から輸入された落ち葉を使用しており、虫の混入を防ぐために農薬を使用していたり、発酵が不完全で嫌なにおいがします。

「金の土」と「金の腐葉土」は、これから自然農法や有機農法を実践したいと思っている人に、ぜひ使ってもらいたいです!

錆びにくく丈夫な「ショベル」と「スコップ」

土を掘り返したり、苗を植えるときに使う「ショベル」と「スコップ」。

自然農法やパーマカルチャーに関わらず、野菜作りには欠かせない、必須のアイテムです。

「金象印 パイプ柄ショベル丸形」は、日本で唯一の純国産ショベルなのだそうです。

スチール製なので、錆びにくく折れにくいという特徴があり、長く使用することができます。

スコップは、軽くて錆びにくいステンレス製のものが使いやすいです。

畑を夫婦でやる場合は、2つあったほうが便利!

錆びに強く、持ちやすい「鍬(クワ)」

「鍬」は、畝上げや土寄せや整地作業などに使う道具。

こちらの鍬は、比較的軽く、重さが1キロ。

さらに頭部がステンレス製で錆に強く、柄が天然木なので握ったときの質感がとても良いです。

鍬はよく使う道具なので、妥協せずにいいものを選びましょう。

切れ味がよく、メンテナンスも容易「鎌」

「鎌」は、草刈をするときに使います。

鎌は色々な種類のものが販売されていますが、農作業で使うなら鋸鎌がオススメです。

「宝長久 ステンレス 鋸鍬」は、やわらかい草はもちろん、稲などのちょっと固い草でもどんどん刈り取れるので、作業効率がアップします。

しかもステンレス製なので、手入れがしやすく、錆びにくいという特徴もあります。

支柱・ネット

昨年は、なるべく自然素材のものを使いたくて、竹の支柱を使っていたのですが、雨風などによる痛みが激しく、1シーズンしか持ちませんでした。

そのため今年からは樹脂製の支柱を使用しています。

素材的にも見た目的にも最初は抵抗があったのですが、このタイプの支柱であれば、数年~10年程度は問題なく使用できると思うので、環境にもお財布にも優しいです。

キュウリなどのつる性の野菜を育てるときに使うネットは、麻紐タイプもあるのですが、数年使用することを見越して、ポリエチレン製のものを使用しています。

ただし、支柱同士を結合したり、野菜を支柱に誘引させる際には、麻紐を使用するようにしています。

天然素材の麻紐であれば、万が一畑に放置してしまっても、時間の経過とともに土にかえってくれます。

抜群のフィット感「モンベル ペスカドールブーツ」

以前別の記事で紹介したモンベルの「ペスカドールブーツ」。

モンベルのペスカドールブーツ

冬に購入して除雪用として使用していましたが、もちろん農作業でも使用しています。

ペスカドールブーツの何がいいかというと、

  • 価格が5390円と比較的安価
  • フィット感が抜群で歩きやすい
  • シンプルなデザインが良い

になると思います。

詳しくはこちらの記事で紹介しているので、よかったらどうぞ!

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おわり

以上、この2年の間に、参考になった書籍や使いやすかった農具の紹介でした。

今年からは「家庭菜園日記」として、野菜の成長や畑仕事の様子をまとめているので、ぜひそちらの記事もご覧ください!

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