【家庭菜園日記 vol.18】2023年3月4週目 春の訪れを感じた庭の様子

家庭菜園日記18

豪雪地帯にある我が家は、約4ヶ月ものあいだ雪に閉ざされていましたが、3月中旬にほぼ解けきりました。

今年は雪が少なかったため、昨年より2週間も早く融雪が進みました。

無事に越冬してくれた樹木や野菜を見ていると「今年はどんな畑にしようか」と、色々な考えが頭の中を巡ります。

早速、庭仕事を始めたいところですが、最低気温が氷点下でまだ少々寒いため、とりあえず各所の観察をすることにしました。

今回は3月上旬〜中旬までの様子をアップします。

目次

3月上旬、早くも融雪が進み地面が見え始めた【3月9日】

今年は雪があまり降りませんでした。

肌感ですが、大雪だった昨年と比較すると3分の1程度の積雪だったように思います。

畝も少しずつ顔をのぞかせる
畝も少しずつ顔をのぞかせる(3月9日撮影)

積雪が少ないだけではなく、2月以降は暖かい日が多かった影響で融雪が進み、3月上旬には庭の地面が見え始めました。

雪の中からでてきた青ネギ
雪の中からでてきたばかりの青ネギ(3月9日撮影)

畑の畝をよく観察してみると、雪に押しつぶされていた青ネギの姿が。

このときはペチャンコでしたが、一週間後には艶やかで美味しそうな姿に復活していました。(下のほうに写真があります)

雪が解けて少しずつ地面が見え始めてきた
芝生は綺麗な状態をキープ(3月9日撮影)

この地域の芝生は、寒さにやられてしまったり、ネズミやモグラなどに荒らされてしまうことも多いようなのですが、幸いにも綺麗な状態をキープしてくれていました。

昨年植えた芝生はしっかり根付いたので、今年はさらに範囲を拡張して、雑草が生えるスペースを極力減らしたいと思います。

モグラかネズミの通ったあと
モグラかネズミの通ったあと(3月12日撮影)

ちなみに、この土が盛り上がっている部分がモグラかネズミの通ったあとです。

害獣対策として畝に支柱を挿したままにしていたのですが、そこから離れた場所は彼らの通り道になっていたようです。

昨年苦労して植えた芝生なので被害がなくて本当によかったです。

3月中旬、庭の雪が完全に解ける【3月16日】

雪が解けきった畑
雪が解けきった畑(3月16日撮影)

3月中旬には庭の雪が解けてなくなりました。

畝が雪の重みでプレスされてしまいましたが、我が家では自然農法にならって野菜栽培をしているため、耕したり畝を作り直したりしません。

雪国で自然農法をしている人たちは「畝がプレスされる問題」をどのように乗り越えているのでしょうか。

青ネギが立ち上がってきた
艶やかで美味しそうな姿に復活した青ネギ(3月16日撮影)

太陽の光を浴びて、ペチャンコだった青ネギが立ち上がってきました。

艶やかで美味しそうな見た目になってきました。

元気な雑草たち
元気な雑草たち(3月16日撮影)

雪解け直後から元気モリモリの雑草たち。

彼らの生命力の強さには脱帽です。

今年は雑草の処理に追われないように、できる限り芝生を植えることで対策したいと思います。

多年草を植えてあるキッチンガーデンの様子【3月19日】

こちらはキッチンガーデンの様子。

多年草を中心に植えてあるエリアです。

冬を越したケール
冬を越したケール(3月19日撮影)

ケールはもう少し経ったら食べられそうなぐらい、青くてみずみずしい状態でした。

暖かくなるとアオムシが付きやすいので、その前にたくさん食べたいと思います。

ワイルドストロベリー
耐寒性が強いワイルドストロベリー(3月19日撮影)

バラ科の常緑多年草のハーブであるワイルドストロベリーは、耐寒性が強くこの時期でも元気。

イチゴの野生種のため、もともと丈夫な植物なんだそうです。

初夏には爽やかな酸味の赤い実を付けるのですが、ヨーグルトにトッピングするととても美味しいんです。

寒冷地でも手軽に育てられるオススメの植物です。

芽吹いた樹木【3月20日】

あまったナラ薪
余ったナラ薪(3月20日撮影)

我が家の暖房の90%を薪ストーブでまかなっているため、冬前までにナラ4トンと針葉樹2トンの薪を準備しておきました。

ゴールデンウィーク頃まで焚きますが、現時点でナラ1トンと針葉樹1.5トンぐらい余りました。

消費した3.5トン分の薪の購入費用は4.7万円。

薪割をする手間はかかるものの、電気代や灯油代が高騰しているこのご時世に、暖房費をかなり節約できたのではないでしょうか。

赤と白ナンテン
雪囲いがうまくできた赤と白のナンテン(3月20日撮影)

常緑低木のナンテンは昨冬、麻布と麻紐でぐるぐる巻きに雪囲いしていたところ、葉と枝が落ちてスカスカな状態になってしまいました。

今年はその反省を活かして、支柱3本と麻紐で囲うパターンに変更したところ、ご覧の通り7割以上の葉と枝をキープできました。

年々庭仕事がスキルアップしていき嬉しいです。

赤が鮮やかなオタフクナンテン
色鮮やかなオタフクナンテン(3月20日撮影)

ナンテンの園芸用品種であるオタフクナンテン。

雪囲いをしなかったため、雪解け直後はペチャンコでしたが、1週間程度で起き上がってきました。

鮮やかな赤い葉がきれいです。

ヤマブキ
ヤマブキ(3月20日撮影)
ユキヤナギ
ユキヤナギ(3月20日撮影)
クロモジ
クロモジ(3月20日撮影)

雪囲いを取ったヤマブキ、ユキヤナギ、クロモジからは新芽が確認できました。

どのような花を咲かせてくれるのか楽しみです。

(3月20日撮影)

ヤブランも潰れていますが、綺麗な緑色はキープ。

無事に越冬してくれたようです。

おわり

厳しい寒さを乗り越えた樹木や野菜たちを見て、たくましさと生命力の強さを感じました。

そんな植物たちを見て今年の庭や畑仕事に対するモチベーションも上がってきました。

これから少しずつ作業をしていくので、その様子は家庭菜園日記にアップしていきます!

昨年の家庭菜園日記はこちらからご覧いただけます!

【おまけ】雪が少なかった2022-23冬

1月は駐車場の地面が見えるほど雪が降らなかった(1月19日)
駐車場の地面が見えるほど雪が少なかった(1月19日撮影)

2022-23冬の雪がどれぐらい少なかったのかというと、1月にもかかわらず自宅の駐車場の地面が見えてしまうほどでした。

本来であれば一番寒くて雪が降るはずの1月。

自然が豊かな地域に暮らしていると地球温暖化の影響がダイレクトにわかるので、より地球に優しい暮らしを心掛けていかないとダメだと感じました。

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白馬八方尾根スキー場(1月19日)
白馬八方尾根スキー場(1月19日撮影)

こちらは白馬八方尾根スキー場付近のローソンですが、駐車場にも道路にも、雪はほとんどありませんでした。

この時期はオーストラリアや香港や台湾からのスキー客が多いのですが、白馬本来の雪質を味わえないまま帰国してしまった人もたくさんいたと思います。

一晩で膝下まで積もる日もあった(1月25日撮影)
一晩で膝下まで積もる日もあった(1月25日撮影)

雪は少なかったのですがまったく降らなかったわけではなく、降る日と降らない日の差が大きい感じでした。

一晩で膝下まで積もったと思ったら、1週間ぐらい降らなかったり。

除雪は楽でしたが、趣味スノーボーダーとしては寂しい冬でした。

(12月28日撮影)
風知草についた雪の結晶(12月28日撮影)

雪は少なかったものの、降雪直後は冬ならではの光景を楽しめました。

(12月28日撮影)
ハナミズキ(12月28日撮影)

吹雪いた翌朝に晴れると、樹木についた雪の結晶がキラキラと輝いていました。

(12月28日撮影)
雪囲いした樹木(12月28日撮影)

移住して6年目になりますが、四季折々の景色に感動させられっぱなしです。

春はどのような景色を見せてくれるのか、いまから楽しみです。

おわり

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