つい先日スノーシーズンが始まった!と思いきや、あっという間にシーズンアウトになってしまいました。
(スキー場はGWまで営業していますが、個人的にシーズンアウトしました)
この冬は、吹雪いていようが氷点下10度だろうが、ポケットにフィルムカメラを忍ばせてスキー場に通い続けました。
天気がいい日なんかは、「滑る」ことよりも「撮る」ことが優先になってしまうことも。
今回はその写真たちを振り返ってみようと思います。
使用したカメラとフィルム
使用したカメラとフィルムは「オリンパスペンD3」と「Kodak ColorPlus 200」。
フィルムは4本分使用。ハーフカメラ×36枚撮りフィルムなので、288枚も撮影したことになります。
白馬八方尾根スキー場
この2枚は特にお気に入り。
晴れた日の八方尾根には、このようなバックカントリースキーヤー・スノーボーダーがたくさんいます。
もちろん、禁止行為ではないですよ!
このコブは、主にスキーヤーが滑って育てたもの。
深いところでは膝まで掘れていて、滑るのにひと苦労でした。
五竜岳が綺麗だったのでフレーミングしていたら、ちょうどよくスキーヤーがフレームイン。
この日は全日本スキー技術選手権が開かれていて、出場選手や関係者で賑わっていました。
出場選手のターンはキレッキレで、見ていて気持ちよかったです。
国際第3ペアリフトに乗りながら撮った一枚。
標高が低いところは視界が悪くても、標高を上げるとこの絶景。
標高差がある白馬ならではの景色です。
今シーズンは雪が少なかったけれど、何回かはパウダーの日を当てることができました。
白馬岩岳スノーフィールド
左側の写真は、夏の営業で最大5時間待ちの行列ができた絶景ブランコです。
北アルプスに向かって乗るので、アルプスの少女ハイジの気分に浸れるらしいです。
栂池高原スキー場
逆光で発生した強烈なゴースト。
デジカメなら完全にアウトだけれど、フィルムカメラなら「味」になる。
栂池最上部の栂の森ゲレンデからの眺め。
北アルプスに向かって滑り降りるような爽快感が味わえる最高のコースです。
オリンパスペンD3は丈夫なカメラだった
ポケットに入れている間に身体の内側の湿気で濡れたり、撮影中に雪が付着したりしましたが、使い終わった後にしっかり乾燥させていたため、いまのところ何のトラブルもありません。
オリンパスペンD3は約60年前のカメラですが、意外と丈夫。
さすがメイドイン・ジャパンのクオリティです。