「今年はマイカーでスキー・スノーボード旅行に行ってみようかな!でも雪道の運転は少し不安…。」
今回は、そんな不安を抱えている人に向けて、 雪道運転をするときの必需品や持っていると便利なカー用品を紹介したいと思います。
ちなみに長野県は、県内の全77のスキー場を対象に2021年12月13日から2022年3月15日の平日限定で、スキー1日リフト券の半額キャンペーンを実施すると発表しました!
スキー1日リフト券の価格はだいたい4,000円~5,000円なので、その半額の2,000円~2,500円で1日中楽しめることになります。
「10回行っても3万円以内」というのはめちゃくちゃお得です!
今までバスや新幹線のツアーを利用していた人も、この記事を参考に、ぜひマイカーでのスキー・スノーボード旅行を検討してみてください。
雪と寒さへの対策が必須
マイカーを利用したスキー・スノーボード旅行で気をつけなければいけないことは、雪と寒さへの対策です。
雪がたくさん降る地域では、下記のようなリスクがあります。
- 凍った路面でのスリップ
- 新雪が降り積もった場所でのスタック
- 大雪による交通麻痺
- 車のバッテリー上がり
など。
夏と同じ装備で出かけると確実に後悔します。
雪国の必需品!必ず準備しましょう
以下のアイテムは必需品です!必ず準備しましょう。
雪国在住者の僕も常に装備・準備しているアイテムです。
スタッドレスタイヤ
もはや当たり前すぎてここに書くのもどうかと思ったのですが、「スタッドレスタイヤ」は必須です。ノーマルタイヤの人は絶対に雪国に来ないでください!
ノーマルタイヤはスリップ事故を起こすだけではなく、坂道や高速道路で立ち往生して交通麻痺を起こす原因になります。
また、スタッドレスタイヤには寿命があるので、製造年月日やタイヤ溝残を必ず確認してください。
下記はスタッドレスタイヤの寿命の目安です。
- 1万km~1.5万km走行した
- 3年以上使用した
- プラットホームマークが露出した
いずれかに該当していたら寿命なので、新しいスタッドレスタイヤを購入しましょう。
スノーブラシ
「スノーブラシ」は、駐車中の車に降り積もった雪を落とすために使用します。
事故防止のために、各窓ガラスはもちろん、ミラー、ライト、ボンネット、ルーフ(屋根)などに積もった雪もすべて落とします。
たまに、ルーフにたんまり雪を載せて走っている車を見かけますが、走行中に落ちて後続車に迷惑をかけるだけではなく、ブレーキを掛けた反動でフロントガラスに落ちて視界が遮られてしまいます。
意外と見落としがちですが、大変危険なので気をつけましょう!
解氷スプレー
「解氷スプレー」は、凍結した窓ガラスに吹きかけると一瞬で溶かしてしまうスグレモノ!
暖気運転で車内を暖めるよりも圧倒的に時短なので、超オススメです。
間違っても窓ガラスに熱湯をかけないでくださいね。外気との温度差に耐えられず割れてしまうそうです。
折りたたみ式のミニスコップ
「折りたたみ式のミニスコップ」は、車が雪に埋もれたときや、スタックしたときに、周りの雪を取り除くために使います。
1年に数回使用するため、使用頻度はまあまあ高いですが、大きいと邪魔になるので、折りたたみ式のコンパクトなスコップで十分です。
もちろん、バックカントリー用のものでもOK!
汚れてもいい防水・防寒グローブ
雪かき、車の雪落とし、チェーンの脱着などの作業をする際に必要な「防水・防寒グローブ」。
スキーやスノーボードで使っているグローブでもいいのですが、結構汚れてしまうので、テムレスのように安くて細かな指先の作業がしやすいグローブがあると重宝します。
できればあった方がいいもの
タイヤチェーン
「タイヤチェーン」はスタッドレスタイヤに装着して使います。
「できればあった方がいいもの」に分類しましたが、二駆の人は必須。四駆の人も念の為あったほうがいいアイテム。
僕は四駆に乗っていることもあって、実は一度もタイヤチェーンを使用したことがありません!
もはやお守りのようなものですが、いつ何があるかわからないので持っていて損はありません。
ブランケット
暖房を付けていても、後部座席は意外と寒いものです。
また、車が立ち往生したときや車中泊をするときには、マフラーが雪に覆われて一酸化炭素中毒になるのを防ぐために、エンジンをOFFにするのが鉄則。
ブランケットはそんなときの暖取りとしても使用できます。
飲料と食料
飲料や保存食は、大雪による交通麻痺が発生したときに役立ちます。(もちろん通常時の栄養補給としても役立つ)
ほぼ毎年どこかの地域で、車が立ち往生したことによって交通麻痺が発生し、何十時間も身動きが取れなくなる、なんてことが起きています。
そんなときに、ずっと飲まず食わずにならないよう、非常用の飲料と保存食があると安心です。
あると便利なもの
バッテリーチャージャー
高性能な「バッテリーチャージャー」は、1つで何役も果たしてくれます。
- 救援車無しでバッテリージャンプができる
- スマートフォンの充電ができる
- ライトとして活用できる
いずれも緊急時に役立つものばかりなので、僕は冬だけではなく常に車に積んであります。
ルーフボックス
スキーやスノーボードの板を車のルーフに積むための「ルーフボックス」。
ルーフボックスがあれば車内を広々使えるだけでなく、板についた雪で車内や荷物が濡れないのでとても便利です。
ルーフボックスよりも安価な「ルーフキャリア」という商品もあります。
用途は同じですが、ルーフキャリアは板がむき出しの状態になるので、泥水や排気ガスで汚れてしまいます。
防犯上の観点からも、できればルーフボックスのほうがいいです!
牽引ロープ
「牽引ロープ」は側溝に脱輪した車を引っ張り出すときに使います。
雪が降り積もると道路と側溝の境目がわかりにくくなります。
脱輪して専門業者にレスキューを頼んだ場合、高額な費用がかかるだけではなく、到着まで何時間も待つこともあります。
また、脱輪したときだけでなく、スタックした車を引っ張るときにも使えるので、携帯しておくと便利です。
【まとめ】備えあれば憂いなし
色々な心配事があると、せっかくのスキー・スノーボード旅行を楽しめなくなります。
事前準備をしっかりして、 安全で楽しい旅行にしてください!