6月に「ベクティブ エクスプロリス フューチャーライト」の紹介記事をアップしました。
それから10月までの間に、北アルプスの唐松岳や百名山の雨飾山などへ行った結果、シューズの特性やベストな使用シーンなどが見えてきました。
今回は、僕が実際に登った山を参考に、ベクティブ エクスプロリス フューチャーライトをレビューしたいと思います。
また、ベストパフォーマンスが出せそうな山もピックアップしてあるので、ぜひ最後までご覧ください!
北アルプス登山から里山トレキングまで様々なシーンで使用
ベクティブ エクスプロリス フューチャーライトは「トレッキングシューズ(軽登山靴)」という位置付けなので、比較的楽な山行で使用しました。
使用した場所は下記の通りです。
- 八方池トレッキング
- 唐松岳登山
- 雨飾山登山
- 栂池自然園トレッキング
- 近所の里山トレッキング数回
標高2,000mオーバーの本格的な登山から里山まで、さまざまな場所で使用しました。
急登がない唐松岳では良かったが、大きい段差が多い雨飾山では厳しかった
前回の記事でご紹介した通り、履き心地は最高に良いです!
具体的に何が良いかと言うと、
- 軽いので普通のスニーカーのような感覚で使用でき、下山後もそのまま履いていられる
- ソールがロッカー形状になってるため、前方への体重移動がスムーズになり推進力が上がる
- グリップ力が高いソール「SURFACE CTRL」を採用しているため、濡れた岩の上でも滑りにくい
唐松岳、八方池トレッキング、栂池自然園トレッキング、里山トレッキングのように、比較的なだらかな山行のときに威力を発揮してくれるシューズです。
唐松岳は、標高2,600m以上ありますが、急登がほぼないので何の問題もありませんでした。
その一方で、急坂や大きい段差が多い雨飾山では「シューズ選びに失敗したな…」と思いました。
例えば、足首の保護機能が低いので何度もひねりそうになったり、アッパーからサイドにかけての生地が薄いので岩にぶつけると非常に痛かったです。
また、下りで足を着地する際にブレるというか、安定感に欠ける感じがあり、いつも以上に慎重に歩きました。
ちなみに、サロモンの「X ULTRA 4 GORE-TEX」は、このあたりもケアされているそうなのでちょっと気になる存在です。
4ヶ月間の使用でついた傷
4ヶ月間の使用でついた傷をアップします。
大きな破損はなく、いずれも許容範囲内です。
内側のソールとアッパーの繋ぎ目部分に、少し剥がれのようなものがありました。
地面を蹴る際にねじれるところなので、負荷がかかりやすいのだと思います。
つま先のゴムの部分は、岩などがあたった影響で少し削れてしまっています。
内側のかかと付近には擦れたあとがあります。
【まとめ】使用シーンを間違えるな!
ベクティブ エクスプロリス フューチャーライトは、ハイキングや緩やかなトレッキング、急登が少ない登山でベストパフォーマンスをしてくれるシューズです。
過去に僕が登った山で例を挙げるなら、燕岳(長野県)・日向山(山梨県)・谷川岳(群馬県)・丹沢山(神奈川県)あたりでの使用がオススメです。
使用シーンを間違えなければとてもいいシューズだと思います!
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