スノースポーツ用のザック「ザ・ノース・フェイス チュガッチ28」 を購入してから約1年が経過しました。
バックカントリースノーボードはもちろんのこと、ゲレンデや夏山登山など、年間通して活躍中です。
僕にとってチュガッチは、初めて購入したスノースポーツ用のザックだったのですが、想像以上に良かったのでレビューしてみたいと思います。
「ザ・ノース・フェイス チュガッチ28」とは?
チュガッチは、プロライダーやバックカントリーガイドも愛用する本格的なバックカントリー用(スノースポーツ)ザックで、彼らの意見を取り入れながら毎年マイナーチェンジをしているので、使い勝手は抜群です。
18L、28L、35L、45Lの4サイズを展開しているので、行く場所や目的で選択が可能。
僕が持っている28Lは、半日ぐらいの短いルートのバックカントリー、ゲレンデ、サイドカントリーで使いやすいサイズ感です。
バックカントリーで1日中遊んだり、立山などでテント泊をするのには小さいので、その場合は35Lや45Lが望ましいです。
素材 | 330Dストライプドビーナイロン(K、TT)、630Dコーデュラバリスティック ナイロン |
機能 | 高強度、耐摩耗性の高いメインファブリックCordura/高強度の軽量アルミフレーム/バックパネルからメインコンパートメントへアクセス(ディバイダー内蔵)/素早いアクセスを可能にしたフロントアバランチギアポケット(大きな開口部・シャベルブレード収納ポケット・2か所のシャフトスリーブ)/スノーボードキャリー/スキーキャリー(Aフレーム)/サイドポケット/ヘルメットホルダー/ショルダーハーネス(ストレッチメッシュポケット(ハンドセット収納用)・ギアループ)/ポケット付ヒップハーネス/ハイドレーションスリーブ |
重さ | 約1,450g |
カラー展開 | ブラック、ティンバータン |
サイズ | 【寸法】(H×W×D)56.5×30×11.5cm 【Capacity】30L |
価格 | ¥25,300 |
アイテム情報 | リフトの乗り降りを想定し、パックの厚みを抑えながら必要な機能性を追及したスノースポーツ専用のテクニカルパックです。素材は、高強度、耐摩耗性に優れるコーデュラをメインファブリックに使用。背面は、ウエストベルトを立体的に仕上げながら、フィット性の高い軽量ワイヤーフレームで背負い心地を高めています。1~2気室の使い方が選べるディバイザーを内蔵したメインコンパートメントへのアクセスは、トップと背面の両方で可能。サイドバックルを締めたままでもワンアクションで開閉できるアバランチギア専用ポケットをフロントに備え、万が一の状況にスピーディに対応します。グローブでの操作性や必要な各種装備を余すことなく携行できるギミックと機能を結集したデザイン。ゲレンデやサイドカントリーで使いやすい30リットル容量です。 |
厚みを抑えたスッキリしたシルエット
チュガッチ28には上蓋がなく、綺麗なたまご型のシルエットをしています。
ゴチャゴチャ感がなく、シンプルでとても美しいザックだと思います。
ショルダーハーネスとウエストベルトは、幅広に設計されているのでフィット感も良いです。
厚みがギリギリまで抑えられていることで、荷物が少なければリフト乗車でも邪魔になりにくいです。
荷物を入れた状態でも身体に密着してくれるので、滑走中に左右に振られるストレスはほとんど感じません。
荷物を素早く取り出せる収納部
チュガッチ28の荷室は2つあります。
奥側の荷室(身体側)は、 内部ジッパーで仕切れるようになっていて、1 or 2気室の使い方が選べます。
1気室にした場合は、ウェアやクッカーや飲料などの大きな荷物の出し入れがしやすく、2気室にすると上部にゴーグルなどの小物を入れるのに適しています。
さらにこの荷室は、背面側からパカッと開けることができるので、板やスノーシューをザックに付けたままでも、荷物の出し入れがしやすいようになっています。
また、ショルダーハーネスを外しウエストベルトをしたまま体の正面にクルッと回すと、ザックを下ろさずに荷物の出し入れができてしまいます。
手前側の荷室には、ショベルやプローブなどのアバランチギアを収納します。
専用ポケットが付いているので、プローブとショベルの取っ手がすっぽりと収まります。
左右のウエストベルトには収納ポケットが付いています。
iPhone11Proがちょうど入る大きさでなかなかの収納力。
行動食やサングラスなどを入れるのにも適しています。
左肩のショルダーハーネスにも収納ポケットがあります。
無線を収納するために設計されているようですが、一般のスノーボーダーにはあまり関係ないかもしれません。僕はリップや日焼け止めなどを収納しています。
バックルには、グローブを付けたままでも操作がしやすいようにストラップが付いています。
極限の状態でも必要なギアをサッと取り出せるのは嬉しい配慮。
常に危険と隣り合わせのバックカントリーで使うギアにおいて、このような細部にこだわった設計は、さすがノースフェイスのクオリティです。
他のブランドと差がつく落ち着いたアースカラー
チュガッチはシーズンごとにカラー展開が異なります。
2020-21シーズンモデルは「ティンバータン」と「ブラック」の2色展開。
ティンバータンはノースフェイスではお馴染みのカラーで、イエローやゴールドに近いブラウン系です。
いわゆるアースカラーで、大自然の中で遊ぶバックカントリーにピッタリ。他のブランドではなかなか見かけないカラーなので、遠くからでもよく目立ちます。
こんな人にオススメ
これからバックカントリーを始めたい人
まだスノースポーツ用ザックを持っていなくて、購入を検討している人
ゲレンデでも邪魔にならないサイズのザックを探している人
とにかくカッコいいザックが欲しい人
いま使っているのが壊れてもまたチュガッチを買う
チュガッチ28は、僕にとって初めてのスノースポーツ用のザックでしたが、フィット感、使い勝手、デザインのどれをとっても満足のいくものでした。
今後、大きいサイズのザックが欲しくなったり、壊れて買い替える時期がきたとしても、絶対にチュガッチを買います!
それぐらい「良い」です。
※2022-23シーズンからニューカラーになったようです!
▼2022-23シーズンからヘストラのグローブにしました
▼愛用中のスノーボードはサロモンのシックスティックです
▼BOAブーツはグローブをしたままでも調整しやすいです