6月末、コペンハーゲン、ベルリン、パリ、ウィーン、イスタンブールのヨーロッパ5都市を巡る2週間の旅行から帰ってきました。
2023年の我が家の一大イベントだったため、妻と2人で約半年間かけて準備を進めてきました。
2週間の長旅になるので、各ホテルや飛行機の中で快適に過ごせるように持ち物を精査してきましたが、実際に旅先で「買ってよかったもの」、「不要だったもの」というのが明確にわかってきました。
今回は、買ってよかったもの13アイテムと、不要だったもの4アイテムを紹介するので、この夏海外旅行に行かれる人はぜひ参考にしてみてください。
買ってよかったもの 13アイテム
買ってよかったものは色々とあるのですが、全部紹介していたら長くなってしまうので厳選した13アイテムをピックアップしたいと思います。
【スーツケース】ザ・ノースフェイス オールウェザー4ウィーラー70L
別の記事でも紹介しましたが、ザ・ノースフェイスのスーツケース「オールウェザー4ウィーラー70L」は、本当に買ってよかったです。
実際に使ってみてよかったと感じた点は、ざっと以下のような感じです。
- ワッフル状の模様とノースフェイスのロゴがあしらわれたシンプルなデザインで、街でも違和感なし
- 押すと凹むようなソフトタイプではなく、適度な硬さと柔軟さがあり、耐久性も高そう
- TSA LOOKのダイヤル式ロックを2つ完備し、セキュリティ抜群
- 滑らかで安定したタイヤの動きでヨーロッパの石畳でも大活躍
さすが世界屈指のアウトドアブランドの商品というだけあって、品質がよく使いやすさも抜群でした。
ちなみに僕は、実物を見ることなく、楽天市場で購入。
定価5万円台のスーツケースでしたが、セールと楽天ポイントを活用して、なんと実質5,000円ぐらいで手に入れることができました!
実用的でコスパもよく、このヨーロッパ旅行用に揃えたもののなかでも指折りのアイテムでした。
【スニーカー】サロモン リラックスモック 3.0
行きは、羽田空港からイスタンブール空港で乗り継ぎ、コペンハーゲン国際空港へ行きました。北信越地方にある我が家からはなんと約24時間の長旅。
そんな長く過酷な旅の道中に、スニーカーとサンダルの中間のような感覚で使えるサロモンの「リラックスモック 3.0」は、ありがたい存在でした。
歩くときはスニーカーとして履き、飛行機の中ではカカトを踏んでサンダルとして履く。さらにホテルの部屋履きとしても活躍してくれました。
1足で2役も果たしてくれるので、履き替える手間や荷物を減らすことができました。
アッパー全体と履き口にストレッチが効いていて、自然なフィット感が良い感じ。
メッシュ素材は通気性が抜群で、裸足で履いてもいいし、このまま海や川に入ってもいいと思います。
リラックスモック 3.0は間違いなく夏の旅を快適にしてくれる存在です。
吊り下げ トラベルポーチ
化粧水や歯磨きセットなどの洗面所で使うアイテムをまとめて収納できる「吊り下げ トラベルポーチ」。
フックが付いていてタオル掛けに吊るすことができてとても便利です。
そして1番優れているポイントは、4つの収納スペースがあるうち、3つはマジックテープで取り外しができること。
機内持ち込みしたいものだけをまとめておくとスムーズに荷造りができてしまいます。
海外でも使える急速充電タップ
2人分のiPhone、デジカメ、Wi-Fi、モバイルバッテリー…。
充電するものが多い人にとって必須になってくるのが、海外でも使える急速充電タップです。
こちらの充電タップは、コンセントの個口が2つの他に、USBポートが2つも備えられ、さらにコードの長さは1メートルもある優れもの。
同時に4台分のデジタル機器を充電できたため、充電器争いになることなく、快適に過ごすことができました。
国内外で使用できるので、旅行後は自宅でも使用できます。
ちなみにコードの先は日本式のコンセントなので、海外のホテルで使用する場合は別途アダプターを用意する必要があります。
【トラベルポーチ】イーグルクリーク アンダーカバーマネーベル
海外旅行においてパスポートなどの貴重品は、トラベルポーチなどに入れて肌身離さず持ち歩く必要があります。
僕が買ったのはイーグルクリークの「アンダーカバーマネーベルト」。これにパスポートと予備のクレジットカードを入れて腰に巻いていました。
厚さ1センチ未満と超極薄で、Tシャツの下に着用していてもゴワつかなかったので、夏の旅行においてありがたい存在でした。
背面は通気性と速乾性が高いメッシュ素材を採用しているため、ムレにくく、汗をかいてもすぐに乾きました。
内側には仕切りがあり、パスポートとクレジットカードを分けて入れられる仕様に。
極薄トラベルポーチですが、機能面も充実しています。
さらに、バックルは生地の上に配置され、直接肌に当たらないような配慮も。
おかげで旅の期間中、ストレスなく貴重品を持ち運ぶことができました。
ダイヤルロック
スリや置き引きが多いと言われるヨーロッパへ行くため、防犯対策は万全にしました。
防犯対策の1つとして、モンベルで2種類のダイヤルロックを購入。
ダイヤル式はキーを持ち運ぶ必要がなく、荷物がを減らすことができるのでオススメです。
リール式のワイヤーロック「コンパクト ダイヤルロック」は、ホテルのテーブルにスーツケースを固定し、ホテルマンや清掃スタッフに持ち出されないようにしました。
宿泊したホテルはいずれも3つ星だったので盗難の可能性は低いのですが、念には念を入れて。
コンパクトな「TSダイヤルロックは」手持ちカバンのチャックに取り付け、知らぬ間にカバンを開けられないようにしました。
このような防犯対策を行なっていたため、何も盗られることなく無事に帰国することができました。
もちろんロックをしていれば「100%安全」というわけではありませんが、「こいつは防犯意識が高いな」や「スキがない」とスリに思わせることはとても大事なこと。
安心安全に旅をした人にはぜひ取り入れてほしい防犯対策でした。
モンベル製ではありませんが、僕が買ったものよりも安いのがあったので、リンクを貼っておきます。
ショルダーバッグ
こちらも防犯対策の1つですが、旅行中に持ち歩くバッグはショルダータイプにしました。
ショルダーバッグなら前掛けにして持つこともできるし、両手が開くので、海外旅行において最適な選択だと思います。
ちなみに写真のバッグは、フライターグのF304 MOSS(左)とF553 LOU(右)です。
生地が分厚く丈夫なのでオススメです。
【爪切り】ビクトリノックス ネイルクリッパー
2週間も旅に出ていたら爪だって伸びます。
普段から自宅で使っている爪切りを持って行ってもいいのですが、赤いブランドカラーでお馴染みのビクトリノックスの「ネイルクリッパー」なら、小さく折りたためて機内持ち込みもOK。
重さはわずか22グラム。
キーリング付きなので、化粧ポーチなどに取り付けて持ち運びできます。
カルチャーガイド
るるぶなどの一般的なガイドブックで広く浅く情報を得るのもいいですが、せっかく高いお金をかけて海外に行くのなら、その土地の歴史や文化を学んでおくとより充実した旅になるはずです。
ヨーロッパに行く人には「ヨーロッパカルチャーガイド」がオススメ。現地在住のライターが、歴史や文化や国民性などをわかりやすく解説してくれています。
僕はフランス版とオーストリア版を購入しましたが、例えばフランス版には「ストライキは国を挙げての得意技」や「誇り高きフランス共和国の根拠」「フランス人は何を食べているのか」など、フランスの国民性に関するトピックスばかり。
旅行をしていると地元民の性質が気になってくるもの。そういった情報を事前に仕入れておくことで、その国に愛着が湧きより楽しい旅行になること間違いなし!
実はカルチャーガイドは20年ぐらい前の本ですが、その国の本質はそう簡単に変わるものではないので、事前に読んでおく本として最適です。
【カメラケース】ハクバ ソフトクッションポーチ
大切なカメラとレンズを安全に持ち運ぶためにハクバの「ソフトクッションポーチ」を買いました。
軽いし、かさ張らないし、使わないときは折りたたんで持ち運べるので、1日中歩き回る体力勝負の旅行でとても重宝しました。
サイズ感などは下記の記事でレビューしているので、よかったらどうぞ。
シャワーキャップ
先程紹介したサロモン リラックスモック 3.0の他に、現地で履くスニーカーを持っていきました。
そのスニーカーを直接スーツケースに入れると周囲の荷物が汚れるし、シューズケースなどに入れると少しかさ張る。
シャワーキャップなら、スニーカーにジャストフィットするので、荷物の容量を最小限にすることができます。
些細なことですがシャワーキャップは、100円均一でも買えるしネットでも安く買えるので試してみる価値ありです。
フリーザーバッグ
僕が今回訪れたヨーロッパの国々では、専門店でパンやチーズを買ったら紙袋にいれてもらえますが、スーパーなどでは基本的にビニール製の買い物袋はもらえません。
そのため、食品や割れ物を入れるためのフリーザーバッグ(ファスナー付きのプラスチックバッグ)を多めに持って行っておくとなにかと便利です。
普段から飲みなれた薬
薬は海外でも買えますが、普段から飲み慣れているものを持っていきましょう。
わざわざ海外旅行にまで来て薬を買うのは手間だし、そもそも海外の薬は成分が強く日本人には合わないものも多いそうです。
僕は2週間の滞在中に少し体調を崩したので、イブと胃腸薬には助けられました!
不要だったもの
不要だったものとして4アイテムをピックアップ。
今回のヨーロッパ旅行ではたまたま使う機会がありませんでした、決して品質が悪いわけではないのでお間違いなく!
無印良品 吊るして使える着脱ポーチ付ケース
先程、買ってよかったものとして「吊り下げ トラベルポーチ」を紹介しましたが、実は初めにトラベルポーチとして買ったのは無印良品の「吊るして使える着脱ポーチ付ケース」でした。
しかしこちらは横幅や全体のサイズがやや小さいため、歯ブラシや化粧水類が全部入りきらず。
男性の1人旅であれば十分な容量かもしれませんが、女性や家族での旅行では少々容量不足です。
仕方なくこのケースには、コード類などを収納することになりました。
【三脚】マンフロット ポケット三脚L
フィルムカメラで2人で写真を撮りたいと思って買ったマンフロットの「ポケット三脚L」とベルボンの「ボールヘッド雲台」。
小さく折りたためて軽量なため、常にカバンに入れておいておいたのですが、予定を詰め込みすぎてしまったので使うヒマがなく…。
結果として不要なアイテムとなってしまいました。
ただし、製品としてはとても良いものだと思うので、セルフタイマーで撮影したい人は買う価値が十分にあると思います。
無印良品 ひざ掛けにもなるピロー
首に巻いて移動中の枕としてや、カバーから取り出して広げればひざ掛けとしても使える無印良品の「ひざ掛けにもなるピロー」。
1つで2役も果たしてくれて便利だな、と思って買いましたが、枕として使うにはフィット感が不十分で使いにくかったです。
ひざ掛けとしてメインで使うならいいのですが、もし枕としての使用がメインになるのなら、この商品ではなく普通のネックピローの購入をオススメします。
インナーダウン
朝晩の防寒対策としてインナーダウンを持っていきましたが、一度も使うことはありませんでした。
6月とはいえ北欧のコペンハーゲンに行くので、さすがに「肌寒いのでは?」と思っていましたが、普通に暑かったです。
海に行くと多くの人が海水浴をし、短い夏を目一杯楽しんでいました。
防寒対策として念のため何か持っていきたいという人は、薄手のカーディガンやシャツなどで十分だと思います。
おわり
以上、全17アイテムの紹介でした!
この夏海外旅行に行かれる人はぜひ参考にしてみてください。