2週間のヨーロッパ旅行の直前にスーツケースを新調しました。
当初は、機内持ち込み用の他に45Lと65Lのスーツケースを準備していましたが、本やワインなどのお土産を買うことを考えるとちょっと心許なく感じていました。
そこで45Lを使うのをやめ、ノースフェイスのオールウェザー4ウィーラー30インチというモデル購入。
70Lの大型スーツケースです。
ノースフェイスはスーツケースメーカーではないものの、しっかりした作りとシンプルなデザインがとても良く、使い心地も大満足でした。
ノースフェイス オールウェザー4ウィーラー30インチ
デザインは、ワッフル状の模様とノースフェイスのロゴがあしらわれたシンプルなもの。
「アウトドア感」が強すぎないので街や空港で持っていても違和感ありませんでした。
素材はポリカーボネート。
押すと凹むようなソフトタイプではなく、適度な硬さと柔軟さがあり、耐久性も高そう。
シンプルなデザインもさることながら、購入の決め手の一つはこのTSA LOOKのダイヤル式ロック。
ダイヤル式ロックならカギを持ち運ぶ手間が省けるし、ロックをしたまま預け入れができるので、とても便利です。
ロックは2つ付いていて、それぞれ任意の番号にセットすることができるので、セキュリティも抜群。
あと、開口部はパッキン処理がされているので、防水性も問題なし。
最近の主流でいえばジッパー式のスーツケースだと思うのですが、防水性が低いのと、ジッパー部分にハサミなどの刃物を刺せば簡単に開いてしまいそうで、なんとなく信用できずにいます。
このスーツケースを使ってみて一番感動したのは、滑らかで安定したタイヤの動き。
20キロ以上の荷物を入れていても動きは滑らかで軽かったし、ヨーロッパの石畳の上での安定感も素晴らしかったです。
恐らくタイヤの性能と1か所につき2輪のタイヤが付いているおかげかと。これはスーツケースを買う際の重要なチェックポイントかもしれません。
内部は衣服や小物を分けて収納できるように、取り外し可能なディバイダーと、ポケットがたくさん用意されています。
深くて縦長の荷室はなかなか使いやすかったです。
アウトドアブランドらしく、ポーチが3つも付属していたり、荷物を分別しやすい設計になっているところが嬉しいポイントです。
あえてネガティブな点を挙げるとすると、収納部にクッション性がまったくないこと。
ご覧の通り、ペラペラの布が1枚貼られているだけなので、キャリーバーの収納部分の凹凸がダイレクトにわかります。
もう少し厚手の布でクッション性が担保されていたらよかったなと。
でも、服を下に敷いたり梱包に使ったりしたことで、お土産用ワインや瓶詰めの塩などが割れることなく持ち帰ってくることができました。
ヨーロッパ旅行を終えて
2週間のヨーロッパ旅行はこちらの3つのスーツケースで乗り切りました。
旅の途中まではノースフェイスのスーツケースは2人分の荷物でほぼ満杯、赤いスーツケースはお土産を入れる用だったのでほぼ空の状態。
貴重品やカメラは手荷物にまとめ、その他にロストバゲージすると困る充電器や1日分の着替えは右側の機内持ち込み用スーツケースに収納しました。
行きの自宅から羽田空港までは荷物が少なかったので、機内持ち込みスーツケースを赤いスーツケースに入れて持ち運びました。
我ながらなかなか良いフォーメーションだったと思います。
1つ誤算だったのことは、買ってから10年が経過した赤いスーツケースの全タイヤが、経年劣化で破損してしまったこと。しかも家を出てすぐに。
一応使えることは使えるのですが、タイヤ外側のソフトな部分がほぼ取れてしまい、内側のハードな部分だけの状態になってしまいました。
ノースフェイスのスーツケースの倍以上の重さを感じながら運搬する羽目に。
スーツケースを新調しておいてよかったと、心の底から思いました。
オールウェザー4ウィーラー30インチのスペック
素材 | ポリカーボネート |
機能 | 自由度の高い360度回転する4輪ウィーラー/ジッパーを使わない防水クラムシェル /TSAロック使用 |
原産国 | ベトナム |
サイズ | H76×W44.5×D32cm 70L |
重さ | 約6,180g |
カラー | ブラック |