テルスフォト40は、ザ・ノース・フェイスの登山用定番バックパック「テルス」をベースにし、カメラ機材を収納できるようにブラッシュアップしたもの。
40Lと大容量なので、カメラ機材の他に日帰り~1泊山小屋泊ぐらいの荷物が収納できます。
ザ・ノース・フェイス テルスフォト40 スペック
メーカー説明文引用 | 定番バッグパック「テルス」をベースに撮影機材用のスペースを設けた山岳カメラマンのための専用パックです。カメラ本体とズームレンズ2本、バッテリーといった撮影小物だけでなく、レインウエアなどの登山用品までラクにパッキングできる40L仕様。サイドのファスナーを大きく開いてスムーズにアクセスできるスペースに保護材入りのカメラポケットを装備。三脚はパック前面ストラップとポケットで確実に固定が可能。長距離のトレッキングでも使用することができる、立体的なレインカバーを付属しています。 |
仕様 | カメラを収納可能な日帰りのトレッキングに最適なパック/高強度の330D Duramax®ナイロンのメインファブリック/擦れやすいボトム部分は420Dナイロンで補強/軽量でフィット感に優れた背面内部のPEシートとアルミステー/両サイドのサイドアクセスジッパー/サイドフラップ内部にアクセサリー収納ポケット/大型の三脚取付用のポケット収納式フラップ/本体中央に約10Lのカメラ収納部(仕切りつき、取り外し可能)/本体左右にストレッチポケット/開閉しやすいスカート部分のドローコード/雨蓋裏のキークリップつきのストレッチポケット/ポケットつきのヒップハーネス/フィット感、撥水性の高いレインカバー付属 |
カラー | ブラック |
サイズ | M、L 寸法:67×28×22cm カメラ収納部内寸:14×24×18~21cm 容量:40L(カメラ収納部10L)適応背面長:M/43-51cm、L/48-56cm |
素材 | 330DDuramax®ナイロン、420Dナイロン |
価格 | 29,700円 |
ザ・ノース・フェイス テルスフォト40 外観・特徴
ザ・ノース・フェイスの定番バックパック「テルス」をモデルとしているので、見た目の印象はほぼ同じですが、三脚取付用のポケット収納式フラップや各種収納が充実しているのがテルスフォト40の特徴です。
カメラ収納部分はこんな感じ。
カメラは両サイドからエントリーできます。
実は僕がテルスフォト40にした決め手は、この両サイドからエントリーできることでした。
機材を出し入れしたいときに丁度いいベンチや広いスペースがあるのならいいですが、狭い登山道でいちいちバッグを下ろすのは大変ですし、他の登山客に迷惑をかけてしまう可能性もあります。
誰にも迷惑をかけることなく、楽に機材を出し入れできるのはとても重要な機能。
バックを背負ったまま、仲間に機材を取り出してもらうことだってできます!
中の仕切りは自由に調整できるので、持っている機材の大きさに合わせてカスタマイズ可能。
僕はカメラを首から下げて、替えのレンズ「Canon EF70-300mm F4-5.6L IS USM」とフィルムカメラ「Nikon F3+Ai Nikkor 35mm F1.4S」、フィルムの予備、クリーナーなどを収納しておくことが多いです。
予備機材とメイン機材の「Canon EOS 6D Mark2+SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art」までは収納できないので、以前別の記事で紹介した「エクスプローラーカメラバッグ」を持っていきます。
背面とショルダーはクッション性が高く、身体にしっかりフィットします。
カメラ収納部の上下にはぞれぞれ収納スペースがあります。
カメラ収納仕切りを取り外して一つの大きな荷室にすることも可能。
テルスフォト40以外に検討していたモデル
登山で使えるカメラバッグは意外と選択肢が少ないのですが、僕がテルスフォト40Lの他に検討していたのは、ザサードアイチャクラのThe Back Pack #001というモデル。
ザサードアイチャクラは、ネパール・カトマンズを拠点にバックパックを手掛ける新しいブランド。
コンセプトやデザインはとてもカッコいいのですが、カメラ収納部へのエントリーが背面からしかできない点と、価格が4万円台というのがネックで断念しました。
あと、僕が住む長野県では取り扱い店舗がなく、実物を見ることができなかったのも理由のひとつ。
テルスフォト40は、2万円台と低価格設定ながら、登山者に寄り添ったさまざまな配慮がされているので使いやすいです。
カメラ収納部の仕切りを外せば大きな荷室を確保できるので、1~2泊程度の山小屋泊も十分に可能です。
写真が好きで、大容量ザックを探している人には特にオススメです!
ぜひチェックしてみてください。