ザ・ノース・フェイスの登山靴「ベクティブ エクスプロリス フューチャーライト」を購入しました。
ベクティブ エクスプロリス フューチャーライトは夏山登山靴(トレッキングシューズ)という立ち位置で、軽量設計と機能性が持ち味。
ノース・フェイスのスタッフによると、北アルプスの入門の山である唐松岳や燕岳程度だったら登れてしまうそうです。
今回は、八方池へのトレッキングで試し履きしてきたので、そこで感じたことや魅力をお伝えしたいと思います。
▼(11/5追記) 1シーズン履いたあとのレビューも更新しました
▼1年後にこちらのシューズを購入しました
ベクティブ エクスプロリス フューチャーライト スペック
メーカー説明文引用 | 歩行や走行時のエネルギー効率を、安定性、推進力、グリップ力で追求する『VECTIV』システム搭載のトレッキングシューズです。アッパーには、ミクロ単位のポリウレタン繊維を吹き重ねたナノフィルム状の防水透湿素材FUTURELIGHT™を採用し、Cordura®リップストップメッシュでデザイン。軽量性に妥協することなく、防水性と耐摩耗性を向上させています。ミッドソールには、3D TPUプレートを入れることで多方向への安定性を高め、アウトソールには、さまざまな路面状況に優れたグリップ力で対応するSURFACE CTRLを使用。ソールユニットをロッカー形状で成型することで、効率的な推進力を生みだします。ファストパッキングやハイキングだけでなく、日常の遠出まで幅広く使いやすいモデル。地球環境に配慮したグリーンマテリアルシリーズです。 |
仕様 | VECTIV軽量防水トレッキングシューズ/Cordura® リップストップメッシュを採用/FUTURELIGHT防水透湿メンブレン/3D TPUプレートが足元を支え、多方向の安定性をサポート/ロッカー構造ハイリバウンドミッドソール/グリップ力の高いSurface Control™アウトソールを採用(ラグの深さ4mm) |
カラー | TNFブラック×ジンクグレー、ミリタリーオリーブ×TNFブラック、サルファースプリンググリーン×TNFブラック |
サイズ | 7、7.5、8、8.5、9、9.5、10、10.5 |
素材 | <アッパー>FUTURELIGHT™メンブレン、Cordura®リップストップメッシュ、TPEフットベッド<ボトムユニット>3D TPUプレート、ハイリバウンドEVAミッドソール、Surface Control™ ラバーアウトソール |
価格 | 22,880円 |
ベクティブ エクスプロリス フューチャーライト 外観・特徴
僕が購入したのは「TNFブラック×ジンクグレー」というカラー。
全体的にブラックで、ソールの側面がグレーになっています。
登山のときは明るい色のウェアを着ることが多いので、足元はシンプルなカラーにしました。
ローカットなので、ぱっと見た印象では普通のスニーカーと同じ。
普段履きできるシンプルなデザインが嬉しいです。
横から見るとソールがロッカー形状になっていて、つま先側がグーンと上に反っています。
しかもこのソールがとても柔らかい。
これにより歩くときの体重移動がスムーズになり、普通に歩いていてもどんどん前に進んで行く感覚があります。
八方尾根スキー場のリフト最上部から八方池までのルートは、蛇紋岩という滑りやすい岩がゴロゴロしているのですが、溝の深さが4mmもあるイボイボソールのおかげでグリップ力は良好でした。
これらの推進力・グリップ力・安定性は『VECTIV』システムによって生み出されています。
アッパーは、軽量なメッシュ状の素材。
見た目も肌触りも軽やかですが、防水性は抜群で、水たまりに足を突っ込んでも中に染みてきません。
ベクティブ エクスプロリス フューチャーライトの重さは、9インチ/片足で約371g。
僕が持っているゴローのS-8の3分の1の軽さです。
内側・後ろともに無駄な装飾はなくシンプルな作り。
飽きることなく、ボロボロになるまで長く愛用できそうです。
ザ・ノース・フェイスの赤いインソールが靴下に色移りするため、他社製品のものに入れ替えました。
ベクティブ エクスプロリス フューチャーライト まとめ
八方池までのテスト履きしかできていませんが、ベクティブ エクスプロリス フューチャーライトにはとても満足しています。
重量級の登山靴「ゴローのS-8」と特徴の異なる登山靴を手に入れたので、2,500m以上の山へ出かけるときはS-8を、それ以下の山へでかけるときはベクティブ エクスプロリス フューチャーライトを、というように目的地に合わせて使い分けていきたいと思います。
その様子はまたレポートするのでお楽しみに!
▼1シーズン履いたあとのレビューはこちら
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