山で飲むコーヒーて美味しいですよね!
僕は多い日で1日に3杯も飲むほどコーヒーが大好き。お気に入りの自家焙煎コーヒー店で豆を買い、自宅ではもちろん山でもハンドドリップしています。
今回は、コーヒー好きの僕が山で使っているコーヒーアイテムをご紹介したいと思います!アイテムの半分以上はスノーピーク製品。機能面や使ってみた感想をレビューします。
山に持っていくコーヒーアイテム
いつも山に持っていくコーヒーアイテムはこちら!
左からコーヒーミル・バーナー・ガスカートリッジ・クッカー・マグ・ドリッパーの6アイテムです。(写真にはありませんがペーパーフィルターとライターも持っていきます。)
インスタントコーヒーやドリップバックで淹れれば、ミルやドリッパーは不要ですが、コーヒー好きとしては、挽きたての豆をハンドドリップで味わいたいので、そこは譲れません。
もっとこだわると、細口のドリップケトルからちょっとずつお湯を注いでじっくり抽出したいのですが、さすがにドリップケトルは荷物になるのでクッカーから直接注いでいます…
また、お湯の量はクッカーやナルジンボトルのメモリを参考にし、コーヒー豆は自宅で量ったものを持っていくので、重いスケールは持ち歩いていません。
ひとつひとつアイテムを見ていきましょう!
スノーピークのトレック 900とギガパワーストーブ 地
こちらはスノーピークのクッカーとバーナーとガスカートリッジ。
クッカーは、「トレック 900」。アルミ製なので、熱伝導性が高くお湯を早く沸かせるという特徴があります。
逆にトレック 900の弱点は、アルミ製ゆえにわずかにお湯に金属臭がついてしまうこと。これはコーヒーの風味を損ねてしまうのでよろしくありません。
予算に余裕がある方は、2,000円以上高いですがチタン製のチタントレック 900のほうがニオイ移りがなくて良いと思います。(しかも100g近く軽い!)
バーナーは、1998年から続くロングセラーモデルの「ギガパワーストーブ 地」。風に弱いという弱点がありますが、超軽量モデルながら高火力が強みです。お湯を早く沸かしたい人は、トレック 900とセットで揃えるのがオススメです!
ガスカートリッジは「どれでも同じでしょ?」と思われがちですが、メーカーごとに若干仕様が違い注意書きにはバーナーと同じメーカーで揃えるように記載があるのでご注意を!
クッカー・バーナー・ガスカートリッジは同じブランドで揃えたほうが収納がしやすかったりします。ご覧の通りクッカーの中にコンパクトに収まります。
ポーレックスのコーヒーミル・Ⅱミニ
ミルはポーレックスの「コーヒーミル・Ⅱミニ」を愛用。
コンパクトボディですが高性能。パーツは全て分解洗浄できたり、挽く刃がセラミック製なので豆本来の風味や味が損なわれません。
あと、見た目がとてもカッコいいです!ステンレス製のボディはもちろん挽く刃まで、すべてを鹿児島県霧島市の自社工場で作っているみたいです。
所有欲を満たしてくれるアイテムです。
スノーピークのチタンダブルマグ 300
マグはスノーピークの「チタンダブルマグ 300」。軽さと丈夫さ、無骨なデザインがいい感じです。購入してから5年が経ち、表面の傷やスレが良い味わいになってきました。
チタンマグシリーズにはシングルウォールとダブルウォールがありますが、ダブルウォールは「チタンが二重構造のため熱を伝えにくく、保温・保冷に優れている」という触れ込み。ですが正直、保温効果は期待しないほうがいいです…。チタンの性能はよくわかりませんが、蓋がないので上からどんどん熱が逃げていきます。気温が低い山ならなおさら。
どうしても温かさをキープしたいという方は、サーモス製の山専ボトルやモンベルのアルパインサーモボトルに入れるのがオススメ。2~3時間は熱々の状態をキープしてくれます。
なんだったらこのボトルに、自宅で沸かしたお湯を入れて持っていけば、色々と手間が省けます!そして荷物も減る!(でも僕は山でお湯を沸かしている時間も好きなので、めったにやりません!!)
ユニフレームのコーヒーバネット sierra
ドリッパーは、コンパクト&ステンレス製という理由でユニフレームの「コーヒーバネット sierra」を使っています。全体がバネのような構造のためぺしゃんこにして収納できる一方で、歪みやすく淹れるときの安定性にかけるのが弱点。
コーヒーバネット sierraには円すい形のペーパーフィルターが適合します。僕はハリオのV60用ペーパーフィルターを使用しています。
ちなみに、シリコン製ドリッパーは、ゴム臭くてコーヒーの風味を損ねるのでオススメはしません!
コーヒーアイテム まとめ
コーヒーの味を追求しながらも、携帯性や予算などを含めて検討した結果、このようなラインナップになっています!クッカーさえチタン製のものに買い替えられれば、ほぼ満点に近いと個人的には思っています。
どのアイテムにも一長一短があるため、味なのか、携帯性なのか、所有欲を満たしてくれる製品なのか、など自分なりの基準を決めて選ぶのがオススメです。
最後にコーヒーの話について。
お湯とコーヒー豆の分量は、豆の種類や焙煎具合、好みによって変わってくるのですが、浅煎りから中浅煎りまでの酸味が強いコーヒーが好きな僕は、コーヒー豆14gに対してお湯を150ml注ぐようにしています。
ちなみに僕の好きなコーヒー店は、東京のオブスキュラ、長野市のフォレットコーヒー、甲府市のアキトコーヒー、白馬村のサウンズライクカフェ。
豆の産地や焙煎にこだわった美味しいお店ですが、オブスキュラはサイフォン、フォレットコーヒーはクレバー、アキトコーヒーとサウンズライクカフェはペーパードリップ、というように淹れ方が違うのもおもしろいところ。本当にコーヒーは奥が深いです…!
山で美味しいコーヒーを飲みたいという方は、ぜひ参考にしてみてください!