約一ヶ月前に「散歩やゲレンデに持っていけるコンパクトカメラが欲しい!RX100 VII・GR III・X100V 3機種比較」という記事をアップしましたが、この度「RICOH GR III」をゲットしたことをご報告します。
カメラが届いたばかりでまだ撮影できていませんが、今回は手に持ってみた印象や一緒に購入したアクセサリーの紹介をしてみたいと思います。
前回の記事とあわせてチェックしてもらえると嬉しいです。
「RICOH GR III」を購入した理由
まずはGR IIIを購入した理由を簡単にお話します。
現在の僕のメインカメラは、2019年に購入したCanon EOS 6D Mark2なのですが、よく使うレンズ(SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM)と合わせると総重量が約1.8kgもあるのです…。
調べてみると、普通サイズのメロンとだいたい同じ重さのようです。
気合いを入れて風景を撮りに行くときは重くても我慢できるのですが、外出のたびにメロン一個を持ち出すのはさすがに辛く…。
そこで、どんなときでも気軽に持ち出せるコンパクトカメラが欲しい!と思ったことが、GR IIIを購入した理由です。
GR III以外では、「SONY RX100 VII」や「FUJIFILM X100V」も候補だったのですが、決め手となった理由はこんな感じです。
- 重さがわずか257gなので持ち運びに便利 (スノーウエアのポケットにも余裕で入る)
- しかもAPS-Cセンサーを搭載
- 価格が比較的お手頃(中古で約8万円)
- イメージコントロールの「ポジフィルム調」を使ってみたかった
FUJIFILM X100Vと最後の最後まで迷いました。
ただ、X100Vは重さが478gもあるんですよね。GR IIIと比較するとボディはかなり大きいです。
家電量販店で大きさの比較をしたのが上の写真なのですが、X100Vのほうが1.5倍ぐらい大きいです。レンズも結構飛び出しています。
やはり、コンパクトカメラには、気軽に持ち出せる機動力を求めたかったので、GR IIIという結論になりました。
(スキー場でも使いたいのでGR IIIに「防塵防滴」があれば最強でした…!)
「RICOH GR IIIx」が発売されたけど…
2021年10月1日に新機種「RICOH GR IIIx」が発売されましたが、僕はあえて旧モデルのGR IIIを購入しました。
見た目は、GR IIIxのレンズのほうが少しだけ出っ張っていますが、 それ以外はすべて同じです。
じゃあ何が違うのかというと、大きな違いは焦点距離です。
GR IIIの焦点距離は28mmでクロップを駆使すると広角から標準域をカバーしているのに対して、GR IIIxの焦点距離は40mmで標準から中望遠域をカバーしています。
僕は、人物スナップよりも、風景を撮ることが好きなので、広角から標準域をカバーしている旧モデルのGR IIIを選びました。
公式サイトに掲載されている新旧モデルの仕様の違いはこんな感じです。これら以外は同じ仕様になっています。
RICOH GR III | RICOH GR IIIx | |
レンズ構成 | 4群6枚 | 5群7枚 |
焦点距離( 35ミリ判換算 ) | 28mm相当 | 40mm相当 |
クロップ | 35mm、50mm、オフ | 50mm、71mm、オフ |
撮影距離範囲(レンズ先端から) | 標準:約0.1m~∞、マクロモード:約0.06m~0.12m | 標準:約0.2m~∞、マクロモード:約0.12m~0.24m |
外形寸法 | 約109.4(幅)×61.9(高)×33.2(厚)mm(操作部材、突起部を除く) | 約109.4(幅)×61.9(高)×35.2(厚)mm(操作部材、突起部を除く) |
質量 | 約257g(バッテリー、SDメモリーカード含む)、約227g(本体のみ) | 約262g(バッテリー、SDメモリーカード含む)、約232g(本体のみ) |
手に持ってみた印象と操作してみた印象
手に持ってみた印象も、操作してみた印象も「最高」です!
外観の写真をアップするので、じっくりご覧ください。
余計な装飾がなく、シンプルで洗練されたデザイン。
グリップ部分がしっかりしているので、持ち運ぶときも、撮影のときも、手によく馴染みます。
操作ボタンは全て背面右側にあり、右手の親指と人差指で操作が完結できるように設計されています。6D Mark2よりもボタン同士の間隔が狭いので、少し押しにくいですが、使っているうちに慣れると思います。
メニュー内のよく使う機能は、ADJボタンやFnボタンに設定できます。
僕はADJボタンに「イメージコントロール」、「フォーカス」、「測光モード」、「記録形式」、「アウトドアモニター」を(デフォルトのまま)、Fnボタンに「クロップ」を設定しました。
各所の機能や設定についての説明は、「とるなら 写真道楽道中記」さんの記事がとてもわかりやすいです!僕も参考にさせていただきました。
ストラップ取り付け部分は、天面に2箇所と、(正面から見て)底面左側に1箇所あるので、ハンドストラップ、横掛、縦掛の3wayで使うことができます。
▼1年使ってみた感想と作例はこちら
一緒に購入したアクセサリー紹介
カメラと一緒に購入したアクセサリーを紹介します。全てネットショップで購入しました。
peak designのカメラストラップ
いつかは使ってみたいと思っていたpeak designのカメラストラップ。
僕は「リーシュ L-SG-3 セージ」というモデルにしました。ストラップ紐の幅が広すぎず狭すぎず、GR IIIのサイズ感にぴったりでした。
レザーのパーツが良いアクセントになっています。
基本的に大満足なのですが、GR IIIのストラップ取り付け部の穴の大きさに対して、ストラップ側の紐が太いので通すのがとても大変。
普通にやったら絶対に通せないので、僕はタコ紐を使って力ずくで引っ張って通しました…。女性1人だと結構厳しいかもしれません…。
ケンコー・トキナーの液晶プロテクターシート
液晶画面に傷がつかないようにプロテクトシートを購入しました。
GR III専用シートなので液晶のサイズにぴったりなのはもちろん、貼るときに気泡が入りにくいように作られているので、簡単に貼ることができました。
サンディスクのSDカード
記録形式をRAW+JPEGで使いたかったので、大容量かつ転送速度が早いSDカードを購入しました。
これから購入する予定のもの
GR IIIは、機能をギリギリまで削った軽量モデルのため、電池の容量がとても少ないです。家の中でテスト撮影していただけでどんどん減っていくので、外出先でガッツリ撮影していたら1日持ちません。
そのため、予備バッテリーと充電器は必須です。
GR IIIには、USBケーブルとアダプターが付属しているのでカメラ本体から直接充電できますが、予備バッテリーの充電用に充電器を購入する予定です。
外付けファインダーは購入しない
純正の外付けファインダーは見た目がカッコよくて人気がありますが、電子接点がないため、ただガラスを覗くだけのファインダーです。(当然、画角が少しずれる)
ファインダーがあるとカッコいいし、気分も上がると思いますが、僕は購入しない予定です…。
まとめ
最後になりましたが、GR IIIはマップカメラさんのオンラインで購入しました!
新品が10.5万円程度で買えるのでそれでもよかったのですが、中古の「良品」が約80,000円だったので中古にしました。
外観に傷はほとんどなく、新品と言われてもわからないレベル。綺麗な個体が欲しかったのでとても満足しています。
マップカメラさんは6ヶ月保証が付いているので、万が一初期不良があったときでも安心です。
今回はこんな感じの紹介で終わりますが、これからガンガン使っていくので、使い心地のレビューや作例などもアップしていきたいと思います!