フィルムカメラや小型の一眼レフを気軽に持ち運びたい。
でも、バッグが重かったり、金属パーツでカメラに傷がついたりするのは絶対に避けたい——そんな悩みを持つカメラユーザーにおすすめしたいのが、モンベルの「ライト フォトショルダーバッグ S」。
日本製アウトドアブランドならではの軽さ・丈夫さ・実用性が詰まった、まさに“痒いところに手が届く”カメラバッグです。
今回は実際に使用した感想と、収納力・使い勝手・おすすめポイントをたっぷりとレビューします。

モンベルのカメラバッグならではの魅力とは?

登山やアウトドア用品で定評のあるモンベル。
そのモンベルが手がける「ライト フォトショルダーバッグ S」は、軽量で機能的なうえ、しっかりとカメラを保護してくれる心強いアイテム。

特に嬉しいのは、バッグ全体に金属パーツがほとんど使われておらず、大切なフィルムカメラを傷つけにくい点。

マグネット式のフラップや樹脂製ジッパーなど、小さな部分に至るまで配慮が感じられます。
「カメラバッグ感」を抑えたミニマルなデザイン

外観はコンパクトでミニマル。
ぱっと見た感じではカメラバッグに見えず、街歩きでも違和感がありません。
ショルダーパッド付きのストラップは取り外し可能で、バックパックの中に入れてインナーバッグとしても活用できます。
フィルムカメラとレンズをしっかり収納できる容量

実際にフィルムレンジファインダーカメラと標準レンズのセット「Leica M2+ズミクロン 50mm f2」に、予備レンズ「M-ROKKOR 90mm f4」を収納。

さらにフィルム一眼レフカメラと標準レンズのセット「Nikon F2+Nikkor S.C 50mm f1.4」も問題なく収まりました。

サイズはコンパクトながら、しっかりとした緩衝材と仕切りで、複数のレンズを安全に持ち運ぶことができます。

ライト フォトショルダーバッグは完全防水ではありませんが、インナーフラップが付いているので、雨雪や砂埃の侵入を防いでくれます。
インナーフラップが邪魔なときは、トグルでまとめておくこともできます。
「わずか185g」圧倒的な軽さ

本体重量はわずか185g。
軽さでいえば、ザ・ノース・フェイスのエクスプローラーカメラバッグなどと比べても群を抜いています。長時間の撮影散歩や旅先での移動にも最適です。
▼ザ・ノース・フェイスのエクスプローラーカメラバッグはこちらの記事で紹介しています

ライト フォトショルダーバッグ Sの仕様と価格

ライト フォトショルダーバッグシリーズは、S,M,Lの3サイズ展開。
僕はフィルムのレンジファインダー機がメインなのでSサイズを選びましたが、デジタル一眼やミラーレスがメインの方は少し大きめのMやLサイズの方がオススメです。
- 価格:¥5,280(税込)
- サイズ:高さ12(11)×幅17(16)×奥行き9(8)cm ※( )内の数字は内寸
- カラー:レッド、ダークグレー、ネイビー、グリーン
- 素材:30デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ(ウレタン・コーティング)/緩衝材入

女性にもおすすめ!街歩きや旅行にもぴったり
160cmの女性が着用しても、体に馴染んで違和感なく持ち歩けます。

小ぶりな見た目でサコッシュ感覚で使えるのも魅力。

フロントポケットは、クリーナーや替えのフィルムを入れておくのにちょうどいいサイズ感。

マグネット式の留め具は、開閉がスムーズでとても使いやすかったです。

Nikon S3+Nikkor 50mm f1.4のセットと、105mm f2.5、35mm f2.5のレンズを入れてみました。
少し窮屈ですが、問題なく収納可能。

レンズ交換が前提の撮影にも頼れる相棒です。
まとめ:軽量・コンパクト・高コスパの万能カメラバッグ

モンベルのライト フォトショルダーバッグ Sは、「軽くて、傷がつきにくくて、ちょうど良いサイズ」のカメラバッグを探している人にピッタリ。
特にフィルムカメラユーザーやコンパクトなセットでの撮影を楽しみたい方に強くおすすめできます。
アウトドアブランドが手がけたカメラバッグだからこそ実現した、耐久性と実用性。
日本製ならではの品質も魅力です。
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