命の次に大切なフィルムカメラ。
そのカメラを安全に持ち運ぶことができて、必要なときにサッと取り出せるカメラバッグが欲しい!
しかも軽くてかさばらないものがいい!
カメラを傷つけないために金属パーツを極力使っていないものがいい!
そんなワガママな要望に応えてくれる万能カメラバッグを見つけました。
そのカメラバッグとは、モンベルの「ライト フォトショルダーバッグ S」。
おかげで、大事な大事な「Leica M2 Early」を気軽に持ち運べるようになりました。
ミニショルダーバッグのようなデザイン
モンベル「ライト フォトショルダーバッグ S」のデザインは、良い意味で「カメラバッグ感」がなく、ボテっとしていて可愛らしいです。
小さめのショルダーバッグといった感じです。
ショルダーストラップにはクッション性の高いパッドが付いているのが嬉しい。
重いカメラを収納しても首に食い込まないですね。
ショルダーストラップは取り外しも可能で、バックパックなどの中に入れてインナーバッグとしても使えます。
カメラを傷つけないためのありがたい配慮
「さすがモンベル!」と思った点は、カメラを傷つける恐れがある金属製のパーツをほとんど使っていないこと。
例えばフラップの留め具がマグネット式になっていたり。
(開け閉めが素早くできてとても便利!)
小物を入れるのに便利なフロントポケットのジッパーが樹脂製だったり。
税込み5,280円という良心的な価格帯ながら、かゆいところに手が届くあたりが、さすがメイド・イン・ジャパンのクオリティです。
インナーにはベルクロで取り外しできる仕切りがあるため、カメラ本体+レンズをそれぞれ収納できます。
雨や雪などの水滴からカメラを守ってくれるインナーフラップも付いています。
インナーフラップが邪魔なときはトグルでまとめておくこともできます。
モンベル【ライト フォトショルダーバッグ S】にカメラを入れてみる
モンベル「ライト フォトショルダーバッグ S」のサイズ感はこんな感じ。
フィルム一眼やレンジファインダー機よりひと回り大きいので、デカすぎずちょうどいい感じです。
Leica M2 + Summicron 50mm f2 のセットに、M-Rokkor 90mm f4 を入れることができました。
フィルム一眼のNikon F2 フォトミックA + Nikkor S.C 50mm f1.4も入れることができました。
予備のレンズは入りませんが、ジャストフィットしていて安定感があります。
フルサイズデジタル一眼レフのCanon Eos 6Dも小さいレンズとのセットなら入りそうです。
ぼくは大きいズームレンズしか持っていないので入りませんでした。
モンベル【ライト フォトショルダーバッグ S】のスペック
ライト フォトショルダーバッグ S は本当に軽い!
重さはわずか185gしかなく、以前このブログで紹介したザ・ノース・フェイスのエクスプローラーカメラバッグと比べると結構な差があります。
(ただし、緩衝材が分厚いため保護力はエクスプローラーカメラバッグの方が上)
ライト フォトショルダーバッグはS,M,Lの3サイズ展開。
ぼくはフィルムのレンジファインダー機がメインなのでSサイズを選びましたが、デジタル一眼やミラーレスがメインの人はMやLサイズの方が使い勝手が良いかもしれません。
ライト フォトショルダーバッグ S 詳細
- 価格:¥5,280(税込)
- サイズ:高さ12(11)×幅17(16)×奥行き9(8)cm ※( )内の数字は内寸
- カラー:レッド、ダークグレー、ネイビー、グリーン
- 素材:30デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ(ウレタン・コーティング)/緩衝材入
実際にライト フォトショルダーバッグ S を使ってみた
身長160cmの女性モデルさんに着用してもらいました。
一般的なカメラバッグは四角くて固いものが多いですが、ライト フォトショルダーバッグ Sは小ぶりで柔らかい素材感なので「カメラバッグ感」がなく普通に持ち歩いていても違和感がないのがいいですね。
小さめのショルダーバッグのような見た目で、サコッシュのように使うこともできそうです。
フロントポケットには替えのフィルムやレンズクリーナーを入れておくのに便利でした。
マグネット式の留め具は、開閉がスムーズにできてめちゃくちゃ使いやすかったです。
Nikon S3 + Nikkor S.C 50mm f1.4 のセットに加え、左側にNikkor P 105mm f2.5 とW-Nikkor C 35mm f2.5が入っています。
少し窮屈ですが、レンジファインダー機1台+レンズ3台を持ち運べました。
インナーフラップをトグルでまとめて使ってみたのですが、出し入れのときにカメラが引っ掛かってちょっと不便でした。
おわり
単体で使っても良し、インナーバッグとして使っても良し。
金属パーツを極力使わないなど、カメラに対する細かな配慮が随所に見られる便利な万能バッグでした。
やっぱり日本製は最高です。
モンベルには他にも、カメラバッグやカメラケースの種類がたくさんラインナップされていて、ざっと数えただけでも20商品ぐらいありました。
フォトショルダーバッグ 以外にも良さそうなものがいくつかあったので、気になる人はチェックしてみてください。
▼カメラバッグ・ケース関連の記事