散歩や旅行に気軽に持ち出せる、軽くて写りの良いカメラがほしい
そんな思いから、ついに【RICOH GR III】を購入しました。
ストラップには、前から気になっていた「Peak Design(ピークデザイン)のリーシュ L-SG-3 セージ」を組み合わせてみたところ、見た目も使用感もバッチリ!
この記事では、GR III購入の決め手やピークデザインの使用感、ストラップ取り付けのコツ、さらに一緒に揃えたアクセサリーや今後買いたいアイテムまで、まとめてご紹介します。
なぜ「RICOH GR III」を選んだのか?

普段使っているのはCanon EOS 6D Mark2。
写りは抜群ですが、ボディとレンズを合わせると約1.8kg。これはメロン1個分の重さと同じくらい。
さすがに、日常のお出かけや旅行先で毎回持ち出すのは大変でした。
そこで「もっと気軽に撮れるカメラが欲しい」と思い、
- SONY RX100 VII
- FUJIFILM X100V
- RICOH GR III
最終的に決め手になったのは、以下のポイントでした。
- わずか257gの軽量ボディ(スノーウェアのポケットにもすっぽり入る)
- APS-Cセンサー搭載で画質◎
- 中古相場が約8万円と手頃(2021年現在)
- 「ポジフィルム調」の描写が気になっていた

X100Vと最後まで迷ったものの、コンパクトさと軽さ、手軽さを優先し、GR IIIを選びました。
「GR IIIx」ではなく旧モデルを選んだ理由
ちょうどGR IIIを買おうとしていた2021年秋に登場した「GR IIIx」は、焦点距離が40mm(35mm換算)で、中望遠寄りの構成です。
対して旧モデルのGR IIIは28mm。クロップで35mm・50mmも対応可能です。
僕は風景や街スナップがメインなので、広角寄りのGR IIIの方がマッチすると思い、あえて旧モデルを選びました。
公式サイトに掲載されている新旧モデルの仕様の違いです。これら以外は同じ仕様になっています。
RICOH GR III | RICOH GR IIIx | |
レンズ構成 | 4群6枚 | 5群7枚 |
焦点距離( 35ミリ判換算 ) | 28mm相当 | 40mm相当 |
クロップ | 35mm、50mm、オフ | 50mm、71mm、オフ |
撮影距離範囲(レンズ先端から) | 標準:約0.1m~∞、マクロモード:約0.06m~0.12m | 標準:約0.2m~∞、マクロモード:約0.12m~0.24m |
外形寸法 | 約109.4(幅)×61.9(高)×33.2(厚)mm(操作部材、突起部を除く) | 約109.4(幅)×61.9(高)×35.2(厚)mm(操作部材、突起部を除く) |
質量 | 約257g(バッテリー、SDメモリーカード含む)、約227g(本体のみ) | 約262g(バッテリー、SDメモリーカード含む)、約232g(本体のみ) |
実際にRICOH GR IIIを手にしてみて感じたこと

外観はとてもシンプル。
無駄のないデザインと適度なグリップ感で、手にしっくり馴染みます。
バッテリーを含めて重さ257gのため、携帯性も抜群です。

ボタン配置は背面右側に集約されており、片手操作がしやすい設計。

デフォルトの設定のまま、ADJボタンやFnボタンに便利な機能を割り当てています。
- ADJ:イメージコントロール / フォーカス / 測光モード / 記録形式 / アウトドアモニター
- Fn:クロップ切替
各所の機能や設定についての説明は、「とるなら 写真道楽道中記」さんの記事がとてもわかりやすいです!
僕も参考にさせていただきました。



▼1年使ってみた感想と作例はこちら

ピークデザインのストラップ「リーシュ L-SG-3 セージ」の使用感と装着のコツ

今回、GR IIIに合わせたのがPeak Designの「リーシュ L-SG-3(セージ)」。
幅広すぎず、細すぎず、GR IIIにちょうどいいサイズ感。
レザーのアクセントが映えます。
ピークデザイン「リーシュ L-SG-3 」の装着のコツ

装着には一工夫必要です。
GR IIIのストラップ穴が小さいため、付属のアンカーを通すのが大変。

自分はタコ紐を使って無理やり引っ張り通すという方法で装着しました。
女性や力の弱い方にはちょっと厳しいかもしれませんが、粘り強く対応してみてください。
一緒に購入したアクセサリー
ケンコー・トキナーの液晶プロテクターシート
液晶画面に傷がつかないようにプロテクトシートを購入しました。
GR III専用シートなので液晶のサイズにぴったりなのはもちろんのこと、気泡が入りにくく貼りやすかったです。
サンディスクのSDカード
SanDisk製の高速&大容量タイプのSDカード。
転送速度がとても速くて便利です。
これから購入予定のアクセサリー
GR IIIは軽量さ重視の設計ゆえに、バッテリー容量は控えめ。
試し撮りだけでもガンガン減るので、予備バッテリーと充電器BJ-11は必須アイテム。
GR IIIには、USBケーブルとアダプターが付属しているのでカメラ本体に直接充電できますが、予備バッテリーの充電用に充電器を購入する予定です。
外付けファインダーは見送り
純正の外付けファインダーはかっこいいのですが、電子接点がない素通しファインダー。
画角がずれ、携帯性も損なわれるため、今回はスルーしました。
まとめ:GR III × ピークデザイン の相性は抜群!
GR III本体は、マップカメラの中古「良品」を選びましたが、新品同様の美品で大満足。
6ヶ月保証付きなので安心感もあります。
Peak Designのストラップと組み合わせることで、見た目も使い勝手も◎な「街歩き最強セット」が完成しました。
これからどんどん使い込んで、作例や使い心地などもアップしていきたいと思います。
