海外旅行でフィルムカメラを片手に、知らない街を歩きながらシャッターを切る——そんな時間が旅の中で一番好きです。
だからこそ、旅の荷物をどう運ぶかはとても大切。

今回のヨーロッパ旅行は2週間。
数本のフィルムとお気に入りのカメラ(ライカM3)を持っていく準備をしていたのですが、ふとスーツケースの容量に不安を感じました。
お土産やワイン、本を買う余裕があるか?カメラ機材を安心して運搬できるのか?そんな不安を解消するために、新しいスーツケースを購入することに。
選んだのは【ノースフェイス オールウェザー4ウィーラー30インチ(70L)】。
アウトドアブランドならではのタフな作りと、街にもなじむスマートなデザインに惹かれての選択です。
この記事では、フィルムカメラ愛好家でもある僕が、このスーツケースを実際のヨーロッパ旅行で使ってみた感想を詳しくレビューしていきます。
ノースフェイス オールウェザー4ウィーラー30インチの使用レビュー
シンプルかつ街になじむデザイン

ノースフェイスはスーツケース専門ブランドではないものの、堅牢で無駄のないデザインが魅力。
ワッフル状の模様と控えめなロゴが街や空港でも浮かず、アウトドア感が強すぎない点も好印象です。
耐久性のある素材と防水構造

素材はポリカーボネート。
適度にしなりつつも、衝撃に強い安心感。
開口部にはパッキン処理が施されていて、防水性能も十分。
突然の雨でも中の荷物を守ってくれそうです。
安心のTSAロックと操作性

TSA対応のダイヤル式ロックを2つ搭載。

カギを持ち運ぶ手間が省け、セキュリティ面でも◎。

4軸ウィーラーは驚くほど滑らかで、20kgを超える荷物でも軽々と移動可能。
特にヨーロッパの石畳の道での安定感は特筆ものでした。
内部構造と付属ポーチ





深さのある荷室と、取り外し可能なディバイダー、通気性の良いポケット類。
さらに3つのポーチが付属しており、衣類やアクセサリー、カメラ周りの小物整理にも便利です。
気になった点

唯一のネガティブポイントは、収納部にクッション性がないこと。
キャリーバーの凹凸が布越しにわかるレベルでした。
ただし、服やタオルを緩衝材代わりに使えば、割れ物の持ち帰りにも問題なし。
実際、瓶入りのワインや塩も無事でした。
実際の旅での使い方

2週間のヨーロッパ旅行では、ノースフェイスのスーツケースに2人分の衣類を詰め、赤い古いスーツケースはお土産用としてほぼ空で持参。
機内持ち込みサイズのスーツケースには貴重品やカメラ、最低限の着替えを。

行きは荷物が少なかったため、機内持ち込みスーツケースを赤いスーツケースに収納して運搬。
帰りは3つのスーツケースをフル活用する形に。
スーツケースの寿命も考えて

旅行中に想定外だったのは、10年前に購入した赤いスーツケースのタイヤが経年劣化で破損したこと。
出発直後にタイヤのゴム部分がすべて剥がれてしまい、移動が想像以上に大変に…。
ノースフェイスのスーツケースが軽くてスムーズに運べたおかげで、本当に助かりました。
まとめ
フィルムカメラと旅を楽しむ人にとって、スーツケースは快適に過ごすために妥協できないアイテム。
ノースフェイス オールウェザー4ウィーラー30インチは、シンプルな見た目と高い機能性、そして何よりも旅先での使いやすさを兼ね備えた、頼もしいスーツケースでした。
機材の安全性と旅の快適さ、どちらも妥協したくない人におすすめです。
オールウェザー4ウィーラー30インチのスペック
素材 | ポリカーボネート |
機能 | 自由度の高い360度回転する4輪ウィーラー/ジッパーを使わない防水クラムシェル /TSAロック使用 |
原産国 | ベトナム |
サイズ | H76×W44.5×D32cm 70L |
重さ | 約6,180g |
カラー | ブラック |