【鹿教湯温泉 三水館】「何もしない」という最高の贅沢ができる温泉宿

三水館の玄関

長野県内でもちょっと知名度が低い上田市の「鹿教湯温泉」

その鹿教湯温泉には「三水館」という、知る人ぞ知る人気の温泉宿があります。

数年前から憧れていたものの行く機会に恵まれなかったのですが、信州割SPECIALの期間内かつ夏の繁忙期がひと段落した9月上旬に行ってきました。

三水館は想像以上に素敵で、部屋でボーっとしたり、ロビーで本を読んだり、温泉に4回も入ったり。「何もしない」という最高の贅沢ができる温泉宿でした。

今回は、その体験と楽しみ方、施設の紹介などをシェアします。

目次

山、川、田畑に囲まれた静かな場所にある三水館

鹿教湯温泉があるのは標高約700メートルの山間エリアですが、上田市と松本市のちょうど中間ぐらいで、国道254号線を使って30分程度で行くことができます。

三水館の周りには何もない
三水館の周りには何もない

鹿教湯温泉には数十件の旅館があるものの、草津温泉や箱根温泉のように、温泉街を散策して楽しめるような華やかさはありません。

そんな鹿教湯温泉の端で、周りを山、川、田畑に囲まれた静かな場所に三水館はあります。

この何もない静かな環境ゆえに、宿での滞在だけに集中できるのです。

「和」を感じる自然体の庭

三水館の入口
三水館の入口

三水館の入口はこのような感じ。

モミジやシダなどの「和」を感じられるものが植栽された庭は、作り込まれているけれど、どこか自然体。

雨に濡れた植物たちがイキイキとしていました。

きっと紅葉シーズンに訪れたら最高なんだろうな。

庭の参考にしたくなるような植栽も
庭の参考にしたくなるような植栽も

自宅の庭作りの参考にしたくなるような草木がたくさんあったので、見ているだけで楽しい庭でした。

古民家を移築した三水館の本館

三水館の玄関
三水館本館の玄関

三水館の本館は、木曽福島と松本から二棟の古民家を移築したものなんだそう。

広くて大きな土間があったり、立派な梁が使われていたり、塗り壁だったり、日本人なら誰しもが好きであろう、落ち着きのある素敵な空間になっていました。

三水館のロビー
木工家具にもこだわったロビー。ここで本や新聞を読んで過ごすのも良い。
 三水館の広々した土間
広々した土間。冬は薪ストーブが焚かれるようです。
土間はネコの遊び場でもある
土間はネコの遊び場でもある

木の温もりとい草の香りに包まれた和室「三十坂」

和室の三十坂
今回宿泊した和室の三十坂

全部で7部屋ある客室のなかで、今回宿泊したのは和室の「三十坂」。

コンパクトでかつシンプルで、木の温もりとい草の香りに包まれた空間は、居心地が良くて本当に最高でした。

もう一つすごく良いなと思ったのは、プラスチック製品や使い捨て製品がほとんどなかったこと。

例えば、歯ブラシや髭剃りなどの使い捨てアメニティの用意はなく「必要なものは自分で持っていくスタイル」。ゴミ箱や小物入れは竹細工のカゴでした。

環境への配慮と、古民家との調和を大切にする三水館のこだわりを感じました。

食事は自家製夏野菜をたっぷりと使用した「家庭田舎料理」

「家庭田舎料理」と謳っている三水館の食事は、お肉や味の濃いものがなくてとても素朴。

夏の終わりのこの時季は、自家製夏野菜をたっぷりと使用したメニューでした。

優しくて丁寧で、ボリュームもあって、満足感が高いです。

寿司や春巻きなどの前菜
巻き寿司や春巻きの前菜
トウモロコシのスープ
トウモロコシのスープ
刺身
マスの刺身
夏野菜の炊き合わせ
夏野菜のサラダ
夏野菜のサラダ
あゆの塩焼き
あゆの塩焼き
夏野菜のグラタン
夏野菜のグラタン
金糸瓜とからしジュレ
えだまめご飯
エダマメご飯
デザートのアイスとプリン
デザートのしそアイスとプリン

食事は食事処でいただくのですが、デザートはロビーにていただきます。

「粋」ですね。

朝食
三水館の朝食

メニューは季節によって変わるそうで、春は山菜を使用した「草鍋」、秋は「キノコ鍋」なのだとか。

全季節のメニューを制覇してみたいです。

温泉は、何度も入りたくなる柔らかい泉質

鹿教湯温泉は、その名前の通り「鹿が教えた湯」という伝説から鹿教湯温泉と呼ばれるようになったそうです。

神経痛・関節痛・リュウマチなど体の疲れを癒すといわれ、江戸時代から湯治場として栄えてきたとか。

温泉は無色透明で、一日に何度も入りたくなるようなサラサラと柔らかい泉質が印象的。実際に滞在中は、夕方・夕食後・朝食前・チェックアウト前の4度も入浴してしまいました。

鹿教湯温泉 三水館
露天風呂 (引用:三水館公式Webサイト

三水館の男湯と女湯には、それぞれタイプの異なる内湯と露天風呂があるのですが、20時に男女の入れ替えを行うので、両方の風呂を楽しむことができます。

すすき野原をイメージして作られた露天風呂は、夏と秋がもっとも綺麗なのだとか。

今回はちょうど旬の季節に行くことができました。

三水館の温泉棟
三水館の温泉棟

数年前にリニューアルしたばかりの温泉棟は、木(たぶんヒノキ)をたっぷり使って建てられているので、木のいい香りが溢れていました。

自分がリラックスできるものをたくさん持っていこう

宿での滞在をより充実したものにするために、自分がリラックスできるものをたくさん持っていくのがオススメです。

風呂上がりにロビーにて読書タイム
風呂上がりにロビーにて読書タイム

僕は、栞日のドーナツや本、「peg」のオリジナルトランプ「ペグンプ」を持っていきました。

ペグンプ
松本市の自然派ワイン店「peg」のオリジナルトランプ「ペグンプ」で大富豪と神経衰弱をやった。

持ち物はこれらだけでも十分なのですが、コーヒーが好きなので、コーヒードリップセットも持っていけばよかったなと、あとになってから思いました。

おわり

「何もしない」という最高の贅沢ができる三水館。

居心地のいい空間と、随所にみられるこだわり。リピーターが多いのも頷けます。

滞在した2日間はどちらも雨でしたが、そんなことはまったく気にならないぐらい、宿での滞在を満喫できました。

また行きたい。

▼三水館のインフォメーション

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