登山歴6年目の今シーズン、初めて登山用ヘルメットを購入。
購入したのは、軽量で高機能の「ブラックダイヤモンドのベイパー」というモデルです。
早速ベイパーを被って白馬岳登山に行ってきましたが、フィット感や通気性が良くとても快適でした!
今回は、特徴や使用感を妻の「ビジョン ウィメンズ」とも比較しながらレビューしたいと思います。
ぜひヘルメット選びの参考に!
ブラックダイヤモンド ベイパー&ビジョン ウィメンズ 外観・特徴
左がベイパーで右がビジョン ウィメンズです。たまたま好みが一致して、青系のカラーをチョイスしました。
僕はマットなスカイブルーに一目惚れして、一番高価なモデルだったのですがほぼ即決でした!妻はフィット感を重視してビジョン ウィメンズを選びました。
※ビジョンはウィメンズがありますが、サイズがワンサイズ(S/M)だけなのと、カラーが女性向けに設定されています。
ヘルメットは違いがわかりずらく何を選べばいいか迷うところですが、こうやって並べてみると違いがよくわかります。
形状や素材、ベンチレーターの位置や数など、パッと見ただけでも全然違いますね。
ベイパーは高さがあり、ビジョンは少し平べったい形をしています。
フィット感もモデルによって全然違います。
白馬岳登山では、落石の危険度が高い白馬大雪渓から緊急避難小屋まで3時間以上も被りっぱなし。自分の頭にフィットするかどうかはめちゃくちゃ重要です!
フィットさえすれば圧迫感や当たりなどもないので、普通のキャップを被っているような自然な感覚で登山に集中できました。
ベンチレーションがたくさんあるので、通気性がとても良く快適。下手するとキャップよりも快適かもしれません…!
ヘルメットは、滑落や落石などから頭部を守ってくれるので、山では常に装着しておくべき超重要なアイテムなのですが、敬遠する方の大体の理由は「重い」ことだと思います。
でも実は、ブラックダイヤモンドの高機能モデルはめちゃくちゃ軽いのです!
ベイパーは186gでブラックダイヤモンドの中で最軽量モデル。 ビジョン ウィメンズもわずか220gで2番目の軽さ。
※いずれもS/Mサイズの重さ
スマートフォンの重さがだいたい200g前後なので、その軽さがおわかりいただけると思います。
大きいので荷物は増えますが、重さは全く負担になりません。
両モデルの厚さが全然違います。
ベイパーは結構薄いのですが、ビジョン ウィメンズはやや厚めです。厚い分、ブラックダイヤモンドのヘルメットの中で最も堅牢なモデルなんだそうです。
後頭部付近にあるラチェットアジャスターでフィット感を調整できます。
どうしてもフィットしない方や汗が気になる方はキャップの上に装着するのもOKです!
ベイパーは登山には適さない…
ベイパーはベンチレーションがたくさんあるので通気性が良く軽量化にも貢献しているのですが、どうやら登山用には適さないモデルのようです。
ベンチレーターの開口部が大きいため、落石の可能性が低いロッククライミング専用。登山やアイスクライミングには適しません。
出典:LOST ARROW
これは、ベンチレーションの隙間から小さな落石が入りやすいからだと思われます。
しかし購入した白馬村の「山の道具 ラッピー」の店長の話では、「普通に登山をする分には問題ない」とのこと。フィット感・重さ・デザインに自分で納得した上でベイパーをチョイスしました!
ブラックダイヤモンドの登山用ヘルメットを買っておけば間違いない!
ブラックダイヤモンドのヘルメットは、ほとんどのアウトドアショップで取り扱っています。それだけ多くの支持と信頼を集めている証ともいます。
「どのヘルメットを買えばいいかわからない」という方は、ブラックダイヤモンド製にしておけば間違いありません!
さらに、5種類ある大人用のヘルメットの内、価格が1万円台のベイパー/ビジョン/ビジョン MIPSの中から、フィット感や重さ、デザインなどがしっくりくるものを選べば長く使用できるはずです。
僕たち夫婦が購入したベイパーとビジョンは本当にオススメできるヘルメットなので、ぜひこちらのリンクからどうぞ!
製品スペック
ベイパー
商品説明 | 186g(S/M)の軽さと頭部を保護するプロテクション性能を両立させたヘルメット。ケブラー®とカーボンをシェルとフォームの間にインサートして高いプロテクション性能を発揮。両サイドから後部にかけて大型ベンチレーターを多数備え優れた通気性と軽量化を実現しています。ベンチレーターの開口部が大きいため、落石の可能性の低いロッククライミング専用。登山やアイスクライミングには適しません。 |
価格 | 15,070円 |
重さ | 186g(S/Mサイズ) |
カラー | 6種類 |