9月19・20日に群馬県嬬恋村の「鹿沢グリーンエリア(KAZAWA GREEN AREA)」で、友達とキャンプをしてきたので、キャンプ場を利用した感想などをレビューしたいと思います!
8月にアップした「コルチナオートキャンプ場」のレビューも好評でしたので、そちらも合わせてご覧ください!
鹿沢グリーンエリアってどんなところ?
鹿沢グリーンエリアは2021年7月に、群馬県嬬恋村にオープンしたばかりのキャンプ場です。鹿沢スノーエリアというスキー場の、斜面を利用して作られています。(運営会社も同じ)
区画は、フリーサイト約60組、ペット専用区間約11組、予約区間約12組の合計83区画。
ペット専用区間にはドッグランもあり、スキー場の広々とした空間を活かしたキャンプ場になっています。
僕たちが訪れたこの日は3連休だったため、全サイトの80~90%が埋まっている状況で、とても賑わっていました!
僕たちは事前予約をしていたので予約区間3番を割り当てられていたのですが、フリーサイトを利用しても良いとのことだったので、エリアマップ「1番」上部のフリーサイトを利用しました。
鹿沢グリーンエリア 良いところ
スキー場の斜面に作られているので眺望が抜群
鹿沢グリーンエリアの最大の魅力はこの眺望です!
管理棟のある場所の標高は1,350mもあり、近くに遮るものが少ないので遠くまでよく見渡せます。左側に百名山の四阿山、山麓にはキャベツ畑、正面奥にはこちらも百名山の日光白根山が見えます。
高原らしいカラッとした秋風吹き、快晴の中で気持ちがいい時間を過ごすことができました!
スキー場らしく、広々している
鹿沢グリーンエリアは、スキー場のゲレンデを利用しているだけあって、広々していてとても開放的!
フリーサイトを利用すれば、よほど混雑しない限り、お隣さんが気になることはありません。
施設の管理が行き届いている
鹿沢グリーンエリアの管理棟はかなり古めの建物です。管理棟の中にトイレや売店なども入っています。
この写真だけ見るとちょっと心配になるかもしれませんが、設備は古いものの管理は行き届いていた印象でした。
写真左側の水場にいる赤いジャケットを着ている方はキャンプ場のスタッフさんなのですが、日中に水場の掃除をしてくれていたおかげで、排水口にゴミが詰まって水が溢れてしまうこともありませんでした。
管理はしっかりされているので、そのあたりは安心して利用できる施設だと思います。
灰捨場、燃えるゴミ・燃えないゴミ捨場も管理棟の目の前にあるので、きれいに管理されていました。
トイレは管理棟にのみ設置されていますが、小便器・大便器ともに10個以上あったので、混雑時でも長蛇の列になってしまう心配はなさそうです!
キャンプ場のスタッフさんは、夜間は不在になりますが、日中は数人体制で対応されていました。
予約区間をキープしながらフリーサイトを利用できる
元々僕たちは予約区間の3番を割り当てられていたのですが、混雑していたのでフリーサイトを利用しました。
しかし、予約区間3番はキャンセル扱いにはならず、キープしたままフリーサイトを利用できるとのこと。
フリーサイトには車1台しか乗り入れできないため、僕の車を3番に駐車しました。(現地集合にしたため友達と僕の車の2台あった)
ペット専用区画が一般サイトとは別にある
ペット専用区画が設けてあることは、動物が苦手な方、ペットと一緒にキャンプを楽しみたい方、両者にとって、快適に過ごすためにとても重要なこと。
ペット専用区画は、林を挟んだ向こう側にあるので、鳴き声はほとんど聞こえませんでした。
みんなが安心して過ごせる、とても良い配慮です。
虫が少ない
7月頃に利用した人の口コミを見ると「アブがすごかった」とありましたが、この日はそんなことはありませんでした!
蛾や蚊などもほとんどおらず、秋は快適に過ごせるようです。
最寄りの温泉まで車で5分、コンビニは10分
鹿沢グリーンエリアは他施設へのアクセスが良く、最寄りの日帰り温泉「とべの湯」まで車で5分、最寄りのコンビニ「ヤマザキショップ」まで車で10分ぐらいの距離でした。
日帰り温泉はとべの湯が最寄りですが、車で10分ぐらいのところにある「つつじの湯」は営業時間が長いので便利です。
とべの湯の営業時間が11:00~19:30なのに対して、つつじの湯は10:00~22:00。キャンプ中はたいていお酒を飲むので、夜に車で温泉へ行く人は少ないと思いますが、ポイントは翌朝の営業開始時間です。
つつじの湯は10時から営業しているので、チェックアウト直後に行っても入れます!施設は広くてきれいなので、とてもオススメです!
ヤマザキショップはかなり年季が入った雰囲気でしたが、歯ブラシやガス缶、着火剤などが売られており、ちょっとした忘れ物をしたときの買い物に便利です。
鹿沢グリーンエリア もうひとつなところ
スキー場が運営するキャンプ場であることや、今シーズンから営業を始めたばかりであることなど、キャンプ場側にはいろいろな事情があると思いますが、感じたことを素直にまとめたいと思います。
売店で扱っている商品が少ない
管理等には売店が併設されていましたが、販売している商品は少なめです。
商品は、調味料やスナック菓子などが少々と、
薪と木炭などが販売されていました。
ガス缶や着火剤、キャンプ道具などは取り扱っていないので、事前に準備しておきましょう!
キャンプ道具のレンタルもありません。
洗い場の水道が少ない
全部で83区画もある大型のキャンプ場にも関わらず、洗い物をするための水道が4つしかありませんでした。
僕たちが行った日は3連休のため、 80~90%のサイトが埋まるほど多くのお客さんで賑わっていたので、当然水場は混雑しました。
特に朝食後の時間帯は行列になっていたので、来年以降の増設に期待したいところです。
テントサイトの傾斜が「急」
管理棟付近はそんなことはないのですが、上部に行けば行くほど傾斜がきつくなります。
見てくださいこの傾斜!笑
テントはわずかに窪地になっている場所を探して設営できましたが、車は今にも動き出しそうなほど傾いています。
僕たちみたいに他のお客さんと離れてキャンプをしたい人は、おのずとフリーサイトになると思うのですが、斜面の傾斜がきつく、設営できるポイントは限られてしまいます。
+500円で11時にアーリーチェックインできるので、ぜひ利用し、早めに良いポイントを確保しましょう!
ドローンを飛ばしている人がいる
これは個人のマナーやモラルの問題ですが、僕たちが設営している場所の上空にドローンを飛ばしている人がいました。しかも何人も。
音がうるさくて落ち着かないだけでなく、落下して人や車を傷つける恐れがあるので、非常に迷惑でした。
幸いにも事故はありませんでしたが、標高が高い場所ではいきなり突風が吹くこともあるので、事故が起きる前に「ドローン禁止」にしてもらいたいです。
車の駐車代がかかる
キャンプサイトに乗り入れる車に代金がかかるのはわかるのですが、管理等横にある普通の駐車場に駐車しても2,000円かかります。
僕は長野に、友達は群馬に住んでいるため、現地集合にしていたので合計4,000円もかかってしまいました…
普通の駐車場はタダにしてくれてもよいのでは?と感じました。(その分、キャンプ場の利用料が安いですが)
キャンプの様子
キャンプの様子をお届けします!
2日間とも天気が良く、とても良い時間を過ごすことができました。
フリーサイトの最上部からの眺め!
とにかく景色は最高です!
3連休のため大賑わい!
客層はファミリーが中心。その他、男性グループやカップル、ソロキャンパーなどもいて、それぞれ思い思いの時間を楽しんでいました。
テントの正面には百名山の四阿山がどーん!
雄大な景色に癒やされます。
辺り一面がピンク色に染まるマジックアワー!
この日は終日天気が良く、夕焼けもばっちり見ることが出来ました!
夜ご飯の準備!
我がチームのお米は飯盒で炊くスタイルです。
夜ご飯一品目はアサリとエビのアヒージョ。
ニンニクと鷹の爪しっかり効いていて美味しい!
メインはホワイトシチュー。
ダッチオーブンで3時間ぐらい煮込んだので、鶏肉や野菜がホロホロ!旨味が溶け出して最高の出来栄えでした。
飯盒で炊いたご飯もバッチリ!ほんのり付いたおこげが香ばしくて食欲をそそられました。
翌朝は最高の朝日とともに始まりました!
フリーサイトの最上部は、傾斜が急なので設営は大変ですが、眺望は抜群でした。
さいごに
色々書きましたが、キャンプから数日が経って、いい思い出として残っているので「良いキャンプ場」だったと言えます。
それは、施設の管理が行き届いていたことや、スタッフさんの対応など、キャンプ場側の努力のおかげで気持ちいい時間を過ごせたからだと思います。
(昨今のキャンプブームに合わせて、様々なキャンプ場がオープンしましたが、ひどいところは本当にひどいですからね…)
お客さんで賑わっていたので、来年以降はさらに設備が充実し、より快適に進化していくと思います。(あくまでも予想です)
気になった方はぜひチェックしてみてください!