美術館と博物館の数が日本一の長野県。
長野県に移住して以来、長野県立美術館やハーモ美術館や軽井沢安東美術館など、さまざまな美術館に行きましたが、今回はニコンS3を持って、長野県松本市の松本市美術館に初めて行ってきました。
松本市美術館とは
長野県松本市にある松本市美術館は、主に長野県にゆかりのあるアーティストの作品を常設・企画展示している地域に根差した美術館。
時期によってさまざまな作品が展示されているのですが、この美術館の目玉は、松本市出身の草間彌生の作品。
コレクション作品を常設展示しているだけでなく、美術館の外観からオブジェまで「草間彌生ワールド」全開の仕様になっていて、観ても楽しい、撮っても楽しい美術館なのです。
場所は、だいたいJR松本駅とあがたの森公園の中間あたりにあります。
周辺には近代名建築がたくさんあるので、散策しながら写真を撮るのにとても楽しいエリアです。
- 住所:長野県松本市中央4-2-22
- 電話番号:0263-39-7400
- Webサイト:https://matsumoto-artmuse.jp/
「草間彌生ワールド」全開の美術館外観
松本市美術館がチラッと見えたときから、草間彌生の世界観に引きずり込まれます。
外観には水玉のモチーフが描かれ、敷地内には巨大なチューリップのアート作品が置かれています。
草間彌生のアイコン的な存在になっている網目模様や水玉のモチーフは、幼少期に幻視・幻聴体験したことがきっかけで描き始めたそうです。
つい半年ほど前まで、草間彌生が松本市出身だったことも、松本市美術館にこのような装飾がされていることも知りませんでした。
水玉モチーフが描かれたシュールなマネキンもあり、外観や敷地の展示物を観ているだけでも十分に楽しめました。
館内の撮影
僕が訪れた2024年1月は特集展示「草間彌生 魂のおきどころ」が行なわれていて、上の写真は唯一撮影可能だった作品の「大いなる巨大な南瓜」です。
ツヤツヤで、少しだけ歪んだ巨大なカボチャ。不思議な世界観です。
日本の美術館でいつも不思議に思うのは、コレクションも含めてなぜほとんどの作品が撮影NGなのか、ということ。
昨年行った海外の、ルーブル美術館、オルセー美術館、オランジュリー美術館、ルイジアナ美術館、レオポルド美術館、ベルヴェデーレ美術館、リウム美術館はほとんどの作品が撮影OKだったので、不思議でなりません。
おわり
草間彌生の世界観を存分に楽しめる松本市美術館。
コレクション展を観るのがベストですが、時間がない人は美術館の外観を少し見学するだけでも楽しめると思います。
松本市に来たらぜひ訪れてみてください。
使用した機材
今回使用した機材のリンクを貼っておくので、よかったら参考にしてみてください。