3年連続4回目の韓国ソウル旅行が近づいてきました。
2023年に初めてソウルに行って以来、美味しいごはんやコーヒー、美しい街並み、街に点在する歴史的建造物、現代アートの充実さに魅了されて、すっかり韓国ファンになってしまいました。
今回の旅でも思い出をしっかりカメラに残すべく、万全の準備を整えました。
▼過去のソウル旅の記事はこちら


持って行くカメラ機材をまとめてみた

旅の日程は3泊4日とそんなに長くはないものの、シャッターチャンスを逃さないように、そして過去の海外旅行の教訓を活かして準備しました。
持って行く機材は以下の通り。
フィルムカメラはM型ライカとPenの2台体制

メインのフィルムカメラは、ライカ M2の初期型。
2024年の秋に購入して以来、ずっとお気に入りの一台で、前回のソウル旅行にも持って行きました。
オーバーホール済みの個体で調子がとても良いので、きっと極寒のソウルでも大活躍してくれることでしょう。

予備カメラとして、描写力と携帯性に優れたOlympus Pen Wを。
超悪天候のときやライカ M2が壊れてしまったときに使います。
普段はカメラが壊れることなんてほとんどありませんが、慌ただしい海外旅行では想像だにしないことが起こります。
2年前はパリで、左肩に掛けていたライカ M3を落としてファインダーがブラックアウトし、修理不可能な状態に。まだ旅の中盤でしたが、心のファインダーを頼りにそのM3で写真を撮り続けました。
昨年は釜山で、ニコン S3に付けていたニッコール S.C 50mm f1.4のネジが知らぬ間に緩み、レンズ本体とマウント部が外れて落下。枠が歪んでしまいこちらも修理不可能な状態になりました。幸いにも35mmと105mmレンズを持ってきていたので、事なきを得ました。
このような経験から、念には念を入れて準備します。
Olympus Pen Wはあの森山大道氏も愛用していた名機。
25mmの広角レンズを搭載しているので、どんなシチュエーションでも無難に撮れて心強い存在です。
レンズは30mm、50mm、90mmの3本

ライカ M2の交換レンズとして、エルマー 50mm f3.5(M)、ズマロン 35mm f3.5(M)、M-ロッコール 90mm f4の3本体制を組みました。
基本的にはエルマー 50mmがメインになりますが、「あ~、○○mmレンズがあれば…。」と後悔したくないので、広角と中望遠レンズも持って行きます。

別の記事で紹介していますが、新たに入手した万能レンズフード12549の携帯性が旅先で役に立ちそうです。
記録用のカメラはリコー GR3

iPhoneのようにバシャバシャ撮る記録用のカメラはリコー GR3。
ポケットから取り出してサッと撮れるので3年ぐらい愛用しています。
SDカードは2枚、バッテリーは3個持って行きます。
卓上三脚もスタンバイ

冬のソウルは極寒なので使う機会がないかもしれませんが、のんびりできることころがあったら記念撮影をしたいので、ライカの卓上三脚TOOUGと小型雲台FOOMIのセットもスタンバイ。

三脚本体はアルミニウムの鋳物で作られていて、美しく繊細な結晶塗りが施されています。
軽い力でビタッと止まる操作感や精度の高さは、黄金期のライカ(当時はライツ社)のクオリティの高さ感じさせてくれます。
昨年末に購入して以来、まだ使えていないので、チャンスがあれば旅行中に使いたいなと思っています。
フィルムは少し多めに準備

4日間の旅程にしては少し多い気がしますが、残枚数を気にしながら旅をしたくないので、フィルムは全部で9本。
普段はフジカラー100をメインで使っていますが、夕方から夜や室内でも撮れるようにフジカラー400をメインにしようと思っています。
フィルムを海外旅行に持って行く上で一番大切なことは、空港のX線検査機を避けるための対策。
僕は毎回、コダックの「フィルム検査案内ラベル」を印刷してフィルムと一緒にジップロックに入れています。
こうすることで、フィルムに対するリテラシーが低い係員にあたったとしても、理解してもらいやすいです。
おわり
日程のわりにはオーバーな機材かもしれませんが、何事も「備えあれば患いなし」です。
年に何度行けるかわからない海外旅行で「あれを持ってくればよかった…。」なんてことのないようにし、冬のソウルを楽しんできたいと思います。
撮影した写真はまたこのブログにアップする予定なので、ぜひまたご覧ください!

